住宅建築家 三人三様の流儀

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住宅建築家 三人三様の流儀

  • ISBN:9784767820095

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内容説明

住まいの神様に愛された3人が
本音で語り合う
仕事のこと、暮らしのこと
人生のこと

愛すべき日本の住宅建築家3人の住宅設計や建築の仕事に対する
「流儀」を深く掘り下げ、凝縮した1冊。
ここでいう流儀とは、「大切にしてきたこと、譲れないもの」のこと。
それぞれが住宅論、仕事論を語るだけでなく、
互いに設計した住宅を訪れ、酒を酌み交わしながら語り合った内容も収録。
3人の滋味豊かな会話から、住まいづくりの魅力を伝えます。

第一章 竹原義二の仕事
I 住宅は町の宝物
II 小さな家と余白
III 住む人の心が長持ちするように

◎竹原自邸「101番目の家」を訪れて
・広葉樹の柱が林立する家
・探検! 立体的な空間構成
・寒さや暑さと向き合って暮らす
・大地から生まれてきたような建築

第二章 伊礼智の仕事
I 設計の標準化から生まれる家づくり
II きちんとした下ごしらえをする
III 改善の積み重ねが作風を確立する
IV モデルハウス設計の仕事がもつ意味

◎工務店の提案住宅「京都サロン」を訪れて
・建築家がつくる効果的なモデルハウスとは
・スタンダードな寸法から発展させていく
・工務店の設計力が上がることは、日本の住宅にとって幸せなこと

第三章 中村好文の仕事
I 住宅の仕立屋になろう
II 家という施主に仕えて
III 設計料は設計という「芸」でお返しする
IV クライアントと好文組

◎六甲の週末住宅「ルナハウス」を訪れて
・直観的に決めた天井の高さ
・家具職人と二人三脚でつくる手触りのよい住宅
・景色を眺めるためのロマンチックな隠れ家

第四章 三人三様の流儀
三人の関係/少年時代/好きなスポーツ/住宅設計を選んだ理由
建築家の資質/旅のすすめ/好きな寸法/設計の標準化について
歳をとること/ファーストコンタクト/打ち合わせ/クライアント
ぶつかった「壁」/作風の変化と転機/家と豊かさの関係/これから

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

umico

5
こんなおじさんたちが3人集まって、「こんな感動があるから、建築はやめられない」って言ってるのがかっこよすぎて泣けた。かっこよく、熱のある仕事をして、かっこよく楽しく歳をとりたい。2020/01/25

powe

3
いいねえ。少年のような三人が語る住宅建築論。設計者のはしくれとして憧れます。特に中村さんの芹ヶ沢の山荘の話には感度しました。2016/03/04

monstera

2
住宅を専門とする建築家3人の方がお互いの建築を見に行くという内容。最後の3人での対談がとくにおもしろかったです。こだわりポイントがそれぞれに異なっていることや、住宅設計への強い想いなど。中村さんのことばで、『足るを知る、背伸びせず萎縮もせず、地に足がついた暮らしが心の豊かさ』が、印象に残りました。2016/11/20

ponnnakano

2
出来上がった住宅を見ると、竹原さんだけ少し異質な感じがする(笑)。圧倒的に濃い。一間半の正方形をつないでいって余白を作りつつまとめる、というやり方は面白いなと思いました。伊礼さんと好文さんのお話と住宅は今まで他で見たり聞いたりしたことのあるものですが、他の建築家のツッコミがあるので面白かった。LUNA HUTにオヤジ三人が座るのは甚だ遺憾(笑)。2016/03/26

チップ

1
*図書館* 家をつくる、ことへのアプローチというか根底の考え方が三人それぞれで、とてもおもしろかった。2022/06/10

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