内容説明
法蓮房は国盗りの大望を秘めて美濃・土岐家内でのし上がる。2代目はついに美濃国を奪取し、斎藤道三を名乗る。国盗りの大いなる武器「国滅ぼし」とは? その真実に行き着いた3代目の義龍の決断とは? 従来の戦国史を根底から覆す瞠目の長編時代小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
岡本
74
Kindle。斎藤道三の父親から息子まで仕え、道三を討ち取った小牧源太が主人公。物語の初めからでてくる「国滅ぼし」をずっと大砲だと思って読んでいて、途中で「国崩し」と勘違いしていた事に気付いたり。それと最後に回収する所は感心する程の鮮やかさにも関わらず、構成上仕方がないのかもしれないが。道三が正気を失うシーンは何とも無理矢理さを感じてしまう。2026/01/21
のり
49
戦国の世、国盗りの鍵となる「国滅ぼし」を秘策として温めて「土岐」家で着実に地位を固めてきた「法蓮房」。善とも悪ともなる秘を受け継いだ男こそが、梟雄と呼ばれる事になる蝮こと「斎藤道三」。豪胆と繊細を併せ持ち、内外の敵を捌く能力は父を超えるものだった。その積み重ねで心身を襲う影が…三代目「義龍」も道山に引けをとらない手腕を発揮する。この三人に使えた者の視点も面白い。道山からみての祖父の幼少期を含めての四代記である。2023/08/04
Atsushi Kobayashi
26
面白いですね。歴史小説というより、エンタテインメント寄りですが、これもあり。2023/04/26
鐵太郎
22
斎藤道三という戦国の梟雄を作り上げた彼の祖先・子孫の物語。一見すると三代とは、道三の父・松波庄五郎(長井新左衛門)と長井新九郎つまり斎藤道三、そして彼の息子である斎藤義龍の三人のように見えるのだけれど、実は新左衛門の父である松波高丸という人物がいて、という内容。どうも主題がブレているな。「国滅ぼし」という「なにか」を使って戦国の世を医する、あるいは制覇する事を目的としてのし上がったというのが中心を貫く主題なのだが、技術屋としてはそりゃ大げさだ、無理だ、嘘だろ、と思う所がいくつもあり、興醒めでした。うーむ。2024/02/01
しーふぉ
19
斎藤道三は一代で成り上がったのではない説が浮上していて、それを踏まえた話しになっている。国滅ぼしというキーワードを読者に与えることにより、ミステリー要素も付け加えている。2026/05/23
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