- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
「めっちゃ」「やっぱり」「じつは」「なるほど」「せっかく」「あいにく」「おかげさまで」…私たちは生活の中で多くの副詞を使っている。名詞、動詞、形容詞のように文を構成する要素とはならないが、副詞は単なる添え物ではない。書き手の気持ちをもっともストレートに伝える品詞なのである。本書ではコミュ力向上の鍵となる副詞について、その分類と機能を知るとともに、使い方の勘所を、社会的・文化的背景も交えて解説する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
yyrn
26
副詞について、実に多彩な角度から詳しく論じている本で、ふんふんと納得しつつ読み終えた。が、たぶんすぐ忘れてしまうので、具体例を列挙してもらっただけで十分かもw。確かにこれらを使いこなせれば会話も文章も間違いなく魅力はアップするだろうw(逆に副詞の入っていない文章はまるで役所からの通知文か?)▼目次と各章に登場する主な副詞)①副詞とは何か(やっぱり)、②副詞の多用(ホントに、もう、まあ、ちょっと、けっこう)③情態副詞(ちゃんと、しっかり、きっちり、どんどん)④程度副詞(超~、とても)⑤予告副詞(ぜんぜん)⇒2024/01/20
NORI
24
副詞を分析、細やかなニュアンスの違いや効果的な選択などを紹介した本。国語の教科書的。文学部とかに進学したら、こういうことを講義で詳しくやるのだろうか。文章をより深く味わったり、自分の文章を推敲したりするときに必要な考え方だと思うが、瞬発力が要求される会話で応用するのは難しい。よって、本書を読んでも"コミュ力"は上がらないと思う。そういう意味では、若干釣りタイトル気味。この"若干"のような「程度」を表す副詞は、書き手主観であり、読み手との感覚的ギャップが生じやすい点に注意しないといけないとか、そういう話。2026/02/17
カレー好き
20
最近コミュ力が低下しているなと思い、タイトルで手に取る。副詞の種類の多いこと。これだけ多くの副詞を巧みに使い分けられることができれば、表現豊かな会話術が身につくのでしょう。普段は口癖のように同じ副詞ばかり使っているなーと思う。でもタイトルから想像していた内容ではなかった。2024/06/20
y.kakizoe
14
文章を書くとき、思い通りに書けなくて語彙力を上げたいと思う。でもこの方法もあるんだ。副詞をもっと豊かに。これなら自分でも少しできそうな気がした。 流れる川の速さをどう表現するか。もともと頭の中にある自分の速さとそれを比較したとき、入れたくなるもの、期待性。 半分辞書のような本書。情報量も多め。これはこれからも、頻繁にお世話になりそうだ。2025/04/18
はづきち
11
職場の図書館にリクエストした本。国立国語研究所の石黒先生の著書です。副詞は話し手の主観が表れていることが多く、どんな副詞を使うかによってその内容が本心なのかまでわかる。日本語は述語が最後に来る言語だが、陳述副詞などを使うことによってそのあとに来る言葉や内容がわかりやすい。コミュニケーションは副詞の使い方によって決まる。 副詞をこんなに細かく分類しているのに驚いたけど、その一つ一つを丁寧に学べば適切な副詞を使えるようになるはず。最後の章で「ガチ」「鬼」など最近出現した副詞を、考察しているのが面白かった。2023/11/09




