内容説明
大人気YouTuberスーツによる、江戸時代の東海道を自転車で東京から大阪まで9日間で走破する「東海道五十三次の旅」!
東海道の起点日本橋から旅がスタート、急こう配の箱根峠、江戸時代は人々を苦しめた川越え、当時から大人気の伊勢神宮のお宮参りなど、東海道の宿場を自転車で巡り、各所の名物や名所、スーツによる見どころポイントを紹介します。
ここでしか読めない情報満載!
まち歩き好き、旅好き、歴史・地理好きの方にも!
1日目 江戸・日本橋→藤沢宿 東海道の起点、日本橋から旅がスタート!
2日目 藤沢宿→箱根宿 箱根の山は天下の険、キツい山道と甘酒茶屋
3日目 箱根宿→府中宿 三嶋大社、由比宿の本陣公園、小夜の中山峠
4日目 府中宿→浜松宿 大井川の川越え、夜泣き石伝説と子育て飴
5日目 浜松宿→岡崎宿 絶景の潮見坂、もっとも距離の短い御油―赤坂宿
6日目 岡崎宿→四日市宿 笠寺の六の市、七里の渡し、焼き蛤と松阪牛
7日目 四日市宿→草津宿 石薬師寺、女人堤防、険しい鈴鹿峠、あいの土山
8日目 草津宿→三条大橋 瀬田の長橋、草津の「姥が餅」、逢坂の関
9日目 三条大橋→高麗橋 京街道、枚方の「くらわんか舟」、大阪・高麗橋
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
J D
75
自転車旅に惹かれて読んだが、期待をはるかに上回る本だった!スーツさんというユーチューバーの方が自転車で東海道五十三次を旅される旅のお話なんだが、もう一つ一つの宿場の歴史や謂れを分かりやすく流れの中で話されていて知的好奇心が刺激され満たされた。また、歌川広重の東海道五十三次と今の状況を並べて見せてくれるのもありがたかった。ちなみに、「蒲原の夜の雪」私は大好きです。これは、自転車と関係なく東海道五十三次の旅物語として一読の価値ありです!2023/07/16
tetsubun1000mg
13
タイトルからスーツという外国の人が、東海道五十三次を自転車で走った旅エッセイのつもりで選んだのだが。 スーツを着て電動ママチャリで東海道を走破したユーチューバーの旅の記録でした。 土地や歴史もかなり下調べをしていて、意外に真面目に作られている。 名所の画像や土地の食べ物を食べている画像も細かく載せている。 この細かさが人気があるユーチューバーなんだろうな。 土地の歴史よりも電動自転車で走りながら地元に人達との会話などが広がるともっと良かったのになあ。2023/03/12
tenorsox
4
鉄道・旅行系の人気YouTuber「スーツ」が、旧東海道に忠実に、当時の宿場(五十三次)を確認しながら電動ママチャリで走破した9日間の記録。各宿場について当時の名残や名物は勿論のこと、町の盛衰やその背景、関係のない小ネタ(腹ごなしのコンビニのパンとか)まで写真付きで細かく言及されていて意外と読み進むのに苦労した。Youtubeも覗いてみたがそれ以上に情報過多で、目に入るもの全て(追い抜いて行った人の交通マナーや踏切を通過する電車の型番等)についてコメント挟むので話が取っ散らかるのだがそれはそれで楽しい。2023/08/04
スパイク
4
子供が電車好きで元々、スーツさんを観た事があり、この本の東海道を電動自転車で旅する動画も観た事がありじっくり振り返るのに丁度良いので読み始めました。 動画でも旅する土地の歴史や風景等を詳しく説明されてましたが、大変勉強されていてそれがしっかりと身になっている為に解りやすく飽きさせない語り口が印象に残りましたが、動画では風景に気を取られがちなので、書籍でゆっくりと旅の内容を楽しみました。この調子で日本一周などいかがでしょうか?2023/05/18
なつみかん
4
電動ママチャリで東海道制覇。箱根峠越えれるんだね。動画のダイジェスト的によくまとまっていてタイパが良い2023/04/01