内容説明
遺伝子検査とはどういうもので、何がわかって何がわからないのか。
具体的な問いで社会的・倫理的な問題として考えてみよう。
臨床遺伝専門医がやさしく導く。
医療者を介さずネットでも簡単に注文でき、安価になった遺伝子検査。
遺伝性がん遺伝子検査、出生前検査、体質検査等の遺伝子検査が一般に急速に普及しているが、受ける人のリテラシーは不十分である場合も多く、混乱したり、結果を受け止めきれないケースも多い。一般の人がいだきやすい疑問点や具体的なケースを想定しながら当事者となった場合の考える力をつける本。話題は、ゲノム編集、クローン人間、デザイナーベイビーまで!
【目次】
抜粋
1章 出生前診断、受けますか?
2章 発症前診断、受けますか?
3章 どこでも買える遺伝学的検査
4章 多因子疾患
5章 がんゲノム医療
6章 エピジェネティックス
7章 ゲノム薬理学とHLA検査
8章 全ゲノム検査と常染色体優性遺伝疾患未発症者診断
9章 全ゲノム検査と保因者(キャリア)診断、出生前診断、着床前診断に関して
10章 より深くなる遺伝の光と闇:優生思想、ゲノム編集、クローン、デザイナーベビー
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
zoe
14
2023年。メモ。薬力学、薬物動態学、とゲノム薬理学がある。日本は浸透率の低い遺伝病の未発症者の検査体制、保険制度や差別禁止などの施策が弱い。優性遺伝と劣勢遺伝は、顕性遺伝と潜性遺伝に改められた。2021年から中学理科の表記も変わったらしい。遺伝子検査と発症前診断。出生前検査とは。遺伝カウンセラー。第一部付章のサイトリンク集は、何かと情報収集している方には便利なのではと感じる次第。2024/09/22
Humbaba
1
知る権利がある一方で、知らないままでいる権利もある。時間が経てば自然とわかることであり、知ったところで対応できない、あるいはしたくないことであれば無理して事前に知る必要はないというのも一つの考え方ではあるだろう。どのように行動するかはそれぞれの人によって違っていても良いものであり、他の人から強制されてその通りにしなければいけないというものではない。2025/07/24
K T
0
誰に向けて書かれた本だったのかわかりませんでした2023/05/08
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