セントエルモの光 久閑野高校天文部の、春と夏

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セントエルモの光 久閑野高校天文部の、春と夏

  • 著者名:天川栄人【著】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 講談社(2023/04発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065314388

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内容説明

高1の安斎えるもは、この春、3年ぶりに東京から地元(ド田舎)に戻ってきた。いろいろあって、ボロボロになっていたえるもだが、久しぶりに見上げた地元の星空に感動し、天文部に入ることを決める。
しかし、天文部には変人の先輩が一人しかいないという状態だった……。
えるもは、部の存続のため奔走する中で、元来の利発さや情熱を発揮するようになっていく。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆみねこ

80
中学校の3年間を東京で過ごし、高校で故郷の久閑野に戻って来たえるもは何をしてもつまらなく、田舎の久閑野に嫌気がしてSNSに依存する毎日。そんな時に出会った風変わりな先輩・嵐士と廃部寸前の天文部。まっすぐな部活もの、小学校高学年以上大人のみなさんにもお薦めです。2023/05/21

J D

71
 先に続編を読んでしまったので、改めて読んだ一作目。えるもの過去がわかり、物語としては私の頭の中でつながるのだが、これはこれで良かった。青春が少し苦しい感じもするが、美しさは花火や月と共に伝わって来る。ラスト一行は「あー、青春だね!」とおじさんには眩しく尊かった。2024/03/30

まる子

30
3年前、東京に引っ越してSNSの些細な事で仲間はずれにされた。高校生になって、田舎に戻ってきた「えるも」は天文部に入部!そこにはちょっと変わった先輩が一人だけの部。なぜ一人なのか?彼は本当に星が好きなだけ、その領域は誰にも邪魔されたくない。中高生の狭い世界は、SNSで繋がっていないと不安になる気持ちはわかる。その不安な状況をどう乗り越える⁉️自分のこれから、先輩の過去、人によって持っているものは違う。えるもはこれからどうするのかな。2023年夏頃に続編発売予定。『おにのまつり』の天川さん。2023/04/27

あおけん

26
この方の作品を読むのは多分初めてです。図書館の新書コーナーにあったのをみて興味を持ったので借りてみました。東京でSNSが原因でいじめられて故郷の田舎に戻ってきた高校1年生のえるもが星に興味を持って天文部に入部する事に。昔、田舎の電灯もない山奥で星を眺めた事があって、その時は無茶苦茶星が綺麗だったなあ~って事を思い出しました。2023/04/27

えも

21
なにしろ天文部ということですから、ジュブナイルっぽくても読みます。ありがちな人物造形や場面展開ですが、温かい目で見守るように読みます▼地学部だからね。2023/11/19

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