内容説明
「戦うイケメン」中編コンテスト受賞作!
▼あらすじ
武器と荷物を手に、モンスター蔓延(はびこ)る危険地帯を駆け抜ける運び屋集団『女王の靴(レギーナ・スカルペ)』。戦う配達人が集う『女王の靴』に入社した新人フェイは、先輩と共にさっそく初任務へ!
しかし……「なんでフェイくんだけ狙われるんっすか!?」「それはな、こいつが機械人形(オートマトン)だからだ!」「モンスターって機械が好物なんですよね! じゃあおれ囮になります!」「なんでこんな子採用したんすかぁ!」
愉快で過激な配達人たちのハートフルコメディ開幕!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
31
武器と荷物を手に、モンスター蔓延る危険地帯を駆け抜ける運び屋集団『女王の靴』。愉快で過激な戦う配達人が集う運び屋集団に入社した新人フェイが、先輩と共にさっそく初任務へ向かうハートフルコメディ。面倒見の良い副局長ゼータの下で見習いとして働き始めたフェイがモンスターたちに妙に狙われる理由。サポートしてくれる先輩アキラや、フェイが仲良くしたいのにライバル視する同期のミツイ、オネエ言葉の先輩レヴィたちのエピソード、ゼータやフェイが運び屋を志望した理由など、明らかになってゆく運び屋たちの生き様がとても印象的でした。2023/04/11
史
4
荒廃世界の配達人というのは一つのジャンルでありありましょうか。しかしながら配達業であるのに、人と人を繋ぐことではなくて、配達人の交流がメインとなってしまっているのがちょっぴり疑問点。まあ独自性といえばそうなんですが、そうなってくると別に配達業じゃなくてもいいのでは?あと機械人形要素もパワーな部分以外イマイチはまらない。ただ一人が主人公ではなくて組織が主人公であるならば、すごくしっくりくる。となると、「女王の靴」でシリーズ化してメインは毎回違うキャラになった方が味わい深いものになるかと。でもまあ悪くない。2023/07/20
bulbul
4
主人公は破棄された「機械人形」フェイ。感情を持たないはずの機械が「目的の為」に人間社会に飛び込んでいく。SFファンタジーが極まった世界観に戸惑うけれど、フェイの機械としての記憶の陰と生き生きと演じる「フェイ」の活躍が面白い。荒廃した世界の人間模様が丁寧に綴られて、ちょっっと結末が分からないエピソードもあったりそれぞれの小編に悲哀があった。フェイの希望の光が意外な結末で続きも気になる。2023/04/10
-
- 電子書籍
- F1速報 2023 Rd20 メキシコ…
-
- 電子書籍
- 小野寺梓・ヤンマガアザーっす!<YM2…
-
- 電子書籍
- 春信の春、江戸の春
-
- 電子書籍
- 鬼カレ プチデザ(2)
-
- 電子書籍
- アグネス仮面(2) ビッグコミックス