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内容説明
SF短編、全作品収録の決定版が登場!
2023年、TVドラマ化を機に、藤子・F・不二雄のSF短編シリーズ全111作品+αを単行本全10巻に再編集し、装いも新たに刊行!
「SF・異色短編」シリーズ6冊(第1~6巻)と「少年SF短編」シリーズ4冊(第7~10巻)に分け、それぞれ概ね発表順に収録します。
第9巻の収録作品は以下の通りです。
<第9巻収録作品(少年SF短編)>
・「宇宙船製造法」
・「ふたりぼっち」
・「ベソとこたつと宇宙船」
・「影男」
・「山寺グラフィティ」
・「恋人製造法」
・「マイロボット」
・「コマーさる」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
keroppi
58
映画「プロジェクト・ヘイル・メアリー」を観た時、藤子・F・不二雄を思い出していた。この巻の作品にも宇宙を舞台としたり、宇宙人が出てきたりするのだが、絶望的な状況でも希望を持ち続け、人間ではないものとの友情が築かれていく。それが、映画を観た時の印象と近かったからだろう。2026/05/15
ゆう
11
◆宇宙船製造法:生存か、それとも帰還か。閉鎖環境で繰り広げられる権力争いの緊迫感も見事だが、何より材料が無い中で壊れた宇宙船をどうやって直すのか、辿り着いた発想がめちゃスマート。これこそ、たったひとつの冴えたやりかた。◆ふたりぼっち:お互いが全く同じであることから生まれる完全な親しみ、完全な安心。一方でそれは、とてつもない脆さを抱えていた。安全地帯の壁を壊し、飛び出した先で世界が微笑む。爽やかな終わり方が心地よい。2026/06/02
かんがく
10
宇宙での遭難、パラレルワールドの自分、ワームホールなどのSFの定番や、輪廻転生、死後の思念などの古典的怪談から、仮想の恋人、意志をもつロボット、大衆の消費欲望を引き出す猿など現代的なお話まで。テーマの引き出しの多さと、そのテーマを一話完結させる上手さに感嘆。2023/12/19
猪子
5
希望のある終わり方をする漫画が多かったように感じました。山寺グラフィティと恋人製造法は少し切なかった。2023/08/01
スローリーダー
2
現実世界と異世界(異空間)との接合で生まれる問題や矛盾を見せてくれる藤子・F・不二雄の脳内ワールド。当時は全くの空想だったものが、少しずつ実現しつつある(クローンやAI)のが現代。著者の遺した警鐘が、未来の読者にはよりリアルに伝わってくる。「ふたりぼっち」「山寺グラフィティ」等は優れた人間ドラマでもある。2024/10/18




