内容説明
豪華寝台列車「ななつ星」をめぐる7つのストーリー
豪華寝台列車「ななつ星」での旅を舞台に、7人の人気作家が紡ぐ極上の小説と随想。あなたなら、この旅に誰と一緒にでかけますか?
※この電子書籍は2020年11月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
坂城 弥生
39
どこか感傷的な物語が多かった気がしました。2023/05/10
mincharos
26
豪華寝台列車「ななつ星」にまつわる7つのお話。お高めの寝台列車ゆえにか、年齢層が高めのお話が多い。私も時間に余裕が出来たらこんな旅がしたいな~って思うけど、一緒に行くのは絶対に女友達とがいい!(三浦しをん『夢の旅路』)途中の糸井重里さん&小山薫堂さんの作品も、いいスパイスになっていてよかった。薫堂さんの「恋する日本語」は本家でも読んだけど、ちょっと本作用にアレンジされてるっぽい。一番好きだったのは、桜木紫乃『ほら、みて』離婚を切り出す妻と、それにドキドキする夫。卒婚、よく聞くけど、そんなにうまくいくの?2023/07/13
海燕
24
5人の作家による短編集。芥川賞の川上さんと、それ以外の4氏はいずれも直木賞という豪華な布陣だ。初出は同じ文芸雑誌で、いずれも短いためかあまり深みがなくあっさりして、作家の個性が十分に活かされていない印象だが、どれか一作挙げるとするなら桜木紫乃さんの「ほら、みて」。後半に挿入される架空の作中作の絵本の台詞がよかったな。作品の合間に糸井重里氏と小山薫堂氏の随想が挟まれるのだけれど、これも絶妙なスパイスを利かせていてよかった。2023/07/20
kibita
19
五編のアンソロジー。表紙の通り、JR九州の豪華寝台列車「ななつ星」。駅に停車しているのは見たことがあり、南仏やスイスならいざ知らず、この風景であの値段はねぇ、と昔思った記憶があるが、このアンソロジー読めば断然乗りたくなる。そして動画も見てしまった。一番好きなのは井上荒野さん。糸井重里さんと小山薫堂さんの随想も素敵。亡き人と、夫婦で、友人と、兄弟で、親娘で。カタタンカタタン、切なさと優しさを乗せて、大切な誰かと。2023/08/21
紫陽花
15
豪華寝台列車「ななつ星」で旅することをテーマとした七人の作家によるアンソロジー。好きな作家さん目当てで軽い気持ちで読みましたが、旅の中で登場人物達が自身の人生を振り返り、時に身内や友人達に想いを吐露し、折り合いをつけて未来を向く姿勢は健気で勇気づけられました。 日常では体験できない非日常を感じながらも和やかな雰囲気で過ごせる空間とそこから見える自然の風景は美しくて、最高の思い出となるんだろうなと感嘆。2025/09/24




