内容説明
「義足アスリートが、健足アスリートを超える。それが実現したとき、人類のあらたな可能性の幕開けになるはずです。」
めざすは人類最速。あたらしい「あたりまえ」に向かって挑戦しつづける義足エンジニアによる、わたしたちの身体の未来のこと。
「みんなの研究」は、みんなの「知りたい」を応援する、あたらしいノンフィクションのシリーズです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
G-dark
18
失われた機能に代わる技術さえあれば、その人は「身体障害者」ではない…という考え方も紹介している本。こうした技術の分かりやすい例はメガネ。わたしもメガネを使っていますが、もしメガネが無い時代に生まれていたら…? 生まれた時代がちょっとずれただけで、「障がい者」にもなりうるし、「健常者」にもなりうる…というのは大きな気づきです。もしかしたら、今後義足や義手といったテクノロジーがメガネやコンタクトレンズ並みに一般化していく未来がくるかもしれませんね。それを想像するとワクワクしてきます。2023/01/14
Jampoo
16
義足エンジニアの著者による義足開発記、子ども向けで読みやすいが勉強になる。 補助器具としての義足というだけでなく、「超人」のスーパーガジェットとしてのスポーツ用義足で健常者よりも速く走る事を目指す様には純粋にワクワクする。 自らも義足ユーザーで義足研究者のヒュー・ハーの言葉が印象深い。 「人の脚は衰えていくがオレの脚はどんどんアップグレードしてくんだ」2025/09/21
ぽけっとももんが
13
大きな声では言えないけれども、パラリンピックで走る選手の義足をみると、わたしの短くて太い脚よりこちらの方がよほど美しいなぁと思っていた。どたどた走るわたしの脚よりも、カーボンでバネが効いてよほど遠くまで跳べそうだ。いや本体が反復学習ができないわたしだから同じことなのかしら。義足とはどのようなものかということと、義足を使うということの公平さやスポーツルールについて、問題を定義してくれる。義足や義手も眼鏡などと同様あたりまえのもの。先日読んだ「タラント」からの派生読書。2022/09/04
かたばみ
4
このシリーズ、いいかも。興味深く読みました。義足の作成の技術から公平なルールまで。考えることがたくさんあって面白かったです。2022/08/02
ささ
2
■義足の種類や作り方、作者が何故義足エンジニアになったのかなどが書かれた本。『世のなかには身体障害者はいない。技術のほうに障害があるだけだ』義足ユーザーであり、作者の恩師、ヒュー・ハー氏の「おれの足はどんどんアップグレードしていくんだ」という言葉に新しい気づきを得た。義足の長さを変えておしゃれをする人や、ロッククライミングの際に、岩に合わせて義足を付け替えることができるなど、知らないことが沢山。オーストラリアの州ではスポーツ義足が子供向けに無料で支給されるそうなので、日本にもそういう制度ができれば、と思う2023/03/11




