内容説明
普通の女が「女」に目覚める時――「女としての部分」に不安を抱く女性たちの迷い戸惑う姿を描く。夫には知られたくない、妻には読ませたくない、四十代女性の性の現実。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
香菜子(かなこ・Kanako)
35
女の残り時間―ときめきは突然、やってくる。亀山早苗先生の著書。人生の時間は有限、賞味期限がある。それは女性でも男性でも、お金持ちでも庶民でも同じこと。限られた時間の中で後悔しないように充実した生活を送るためには、自分の感情、自分の気持ちに正直になって、既成概念や常識というつまらない枠組みから飛び出してしまうのも悪くない。非常識でも型破りでも構わない。そう思える内容でした。2018/10/18
もとむ
25
亀山早苗さんの本に出てくる登場人物はいつも同じような悩みを持った方が多いけど、そして全体から見て少数派だとは思うけど、それでも「恋愛的葛藤」とも言えるリアリティーはある。読んでいて、その人たちの悩みはわからなくはないけど、やっぱり理解してもらえる環境は少なそう。それだけに皆悩んでいるのだろうけど…。でも下世話ながら、やっぱり恋の悩みというのは、惹きつけられるものはありますね。それぞれの皆さんが、ご自分の気持ちに決着をつけられることを願ってます。2025/04/01
みーなんきー
25
自分はこのままで良いのだろうか?と、残りの人生を考えて不安な気持ちになる女性達を取材した、という本書。やらせでなくフェイクでなく実話なのだろうか?身の回りにはいない(または、その片鱗を隠しているだけか)タイプの女性ばかりなので、事実だろうか?と疑いながら、読んだ。2015/08/10
逍遥遊
6
157-20160903-02 あとがきのまとめがよかった。要するに40代の女性は、それまで安定した生活でノウノウと暮らしてきて、旦那がその生活水準を維持するのにどれだけ大変かってことを考えもせず、このまま年老いていくことのへのあがきがあるってことじゃないでしょうか?読んでいて、女性は都合よく考えるものだなぁと感心してしまう。まぁ、この本は男女とも一読の価値はあるかな。それぞれ捉え方は違うと思いますが。2016/09/03
Happy
6
私より10歳以上若い人たちの座談会で読みやすい文章ではあるけれど、内容は確かに官能小説ですね。40代ってそんなに自分が女であることについて悩むんでしょうか?女性らしい体でも性格でもない私は早くから女と言うより人間として魅力ある人になりたいと思っていたのでそんなこと考えたこともなかったな。そんな私だからあんまり共感できず面白くなかった。2014/09/16
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