UP plus ウクライナ戦争と世界のゆくえ

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UP plus ウクライナ戦争と世界のゆくえ

  • ISBN:9784130333054

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内容説明

2022年2月24日にロシア・プーチン政権のウクライナ侵攻は世界に衝撃を与え、いまなお、日々リアルタイムに戦争の状況は報道され、戦争の終結は、今現在も見えていない状況である。本書は、いまもっともアクチュアルに活躍する地域・国際関係の研究者がこの状況を各専門分野から、ロシア・ウクライナ戦争と今後の世界を見通す。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

absinthe

128
読んだのが遅かったか。開戦後4か月くらいに書かれた。でも勉強になったこともあった。ロシア非難が思ったより進まない背景は、これまでの歴史に根差していた。ウクライナが攻撃されて驚く西側とは別に、西側に酷い目に合わされてきた歴史を持つそれ以外の地域では、何をいまさらの感もある。中東から急に撤退したアメリカ。急に保護が無くなった中東で、この状態で中東が声高にロシア非難を行うのは難しい。執筆陣のレベルが高いのか、当時の予測が外れていないのはさすが。2023/03/30

ばたやん@かみがた

108
《混沌たる世界の行方から学ぶ》(1)世界を驚かせ困惑させたロシアの不法なウクライナ侵攻から1年。この論文集は開戦から半年を目前にして、露ウ戦争に対する各国の反応とそこから覗く思惑について急遽編まれたものです。経済制裁は戦争に対してどこまで有効かについての鈴木一人論文。今回の戦争から窺える「古い」側面と「新しい」側面から今後を読み解く小泉悠論文。以下、欧州(鶴岡路人)、米国(森聡)、中国(川島真)、中央アジア(宇山智彦)、中東の「親米」国家(池内恵)と各国事情についての論文が続きます。(1/3) 2023/02/19

翔亀

36
【コロナ59】大晦日は、コロナ抗原検査キットにより陰性であることを確認してから久しぶりに実家に行った。面倒な時代が続くものだ。会話中以外もマスクを外さず、紅白歌合戦や新春特番を見ながら本書を読んでいた。年頭にはふさわしくない一冊であることは承知の上で。わざわざ暴力と悲惨に向き合うこともないだろうに、と。しかし、安全保障、ロシア軍事、欧州政治、アメリカ外交、東アジア外交、中央アジア史、中東政治の専門家が論を寄せた本書は、暴力と悲惨を呼び起こすことはなかった。予想していたこととは違った意味で、年頭にふさわ↓2023/01/02

kan

28
難しかったが、ヨーロッパ、アメリカ、中国、中央アジア、中東それぞれの視点と多層的な関係性の理解を促す論文集で勉強になった。多極世界において日本がどうふるまうべきか、「G7一本足打法」でいいのか、そうでないならどこを見て歩調を合わせたらいいのか難しい。ロシアが自分の勢力圏にあると考える中央アジア諸国の外交戦略や行動からも学ぶ必要があると思った。広島G7と同時に開催された中国・中央アジアサミットのこともあり、中国の経済圏と支配圏の拡大と中央アジアの多角化外交にも注目していきたいと思った。2023/07/05

27
22年8月。いろいろな視座があって勉強になる■経済制裁の「返り血」。必ずしも効果が出ていない■開戦後しばらくして高官が相次いで更迭されたがウクライナの汚職は深刻。高官に限らないしこの国に限らないのだが■世界中が反露で結束しているような雰囲気があるが、メディアもそういうもの(見る人が見たいもの)を取り上げるからで、中印に限らずそれぞれの事情が複雑に影響する■何世紀も前から西欧の仲間に入りたいロシア、でも価値観は同じではない。この求心力と遠心力の間で揺れていたのが今回の件でほぼ壊れてしまったかのように見える。2023/04/30

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