UP plus「暴力」から読み解く現代世界

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UP plus「暴力」から読み解く現代世界

  • ISBN:9784130333047

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内容説明

2019年、香港の大規模デモと政治危機、2020年5月、アフリカ系アメリカ人のジョージ・フロイドさんが白人警官に首を圧迫されて死亡した事件からのBlack Lives Matter(BLM運動)、2021年2月のミャンマー国軍のクーデターによる民衆への弾圧、そして、2022年2月のロシア・プーチン政権によるウクライナ侵攻……。世界は今、暴力で覆われている。これらの暴力を生み出しうる構造を解き明かす。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

1
ふむ2024/12/12

Akiro OUED

1
暴力も様々。行為者暴力という見える暴力に対して、構造的暴力という見えない暴力がある。アメリカが未だに引きずってる白人優先主義が構造的暴力の一例だ。今の日本の構造的暴力とは何か。日銀による株価維持や補助金注入による経済構造の維持など、政府の現状凍結バイアス強化がそれかもね。2022/09/11

ブルーツ・リー

0
人類はありとあらゆる差異を見つけて争い続けるのだな、と思う。 本書の結論としての、民主主義が進歩すれば暴力はなくなる。というものに関しても、結局は権威主義体制と民主主義体制、或いは保守とリベラルという二項対立に至ってしまい、結局は争い続けるのだから、この争いは止まらないのではないか。 二項対立を批判したポストモダンにしても、結局は全てを否定する一方で、新たな価値観を創造するものでもなく、新しい事を作ろうとすれば今度は古いとされてしまう価値観との対立が起き。 結局どうあろうとも二項対立の図式は残ってしまう。2024/01/22

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