内容説明
近年、動物とひととの関係性にする問題が様々な場やレベルで深刻化している。その解決のための一助として、ひとから見える動物のありようを描き出し、動物の見え方が異なる構造をアフォーダンス理論を用いて整理の上、ひとと動物、環境の倫理的共生の可能性について展望する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Go Extreme
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生態学的アプローチ・知 アフォーダンス=環境が動物に提供するもの ひとから見える動物の多様なありよう: 動物園の動物たち 畜産動物たち ひとから見える世界、動物から見える世界: ひとから見える動物 動物の見え方の違いを生み出す構造:アフォーダンスの視座から ひとと動物、環境の倫理的つながり: 主観主義のわな 善悪は実在する 財産としての動物 動物はひとと同等の地位を持つ 動物の声となる知識 動物の声となる共感 共感と身体 共感を妨げる要素 「なりきる」体験 共感のつらさ アニマリズムの視点2022/07/05