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内容説明
55年も続くには、理由がある。
大人気ラジオ番組「オールナイトニッポン」はスタートから55年経ってもなぜ若者の心を掴んで離さないのか。人気パーソナリティとして一時代を築いた著者が歴代ディレクター4人に取材。脈々と受け継がれるニッポン放送のDNAとオールナイトニッポンの仕事術を解き明かす。
タモリ、笑福亭鶴光、中島みゆき、桑田佳祐、松田聖子、鴻上尚史、サンプラザ中野くん、小泉今日子……。番組の歴史を彩ったパーソナリティたちの秘話が続々発掘される。
○岡崎正通「タモリから学んだジャズ的思考」
○宮本幸一「なぜ中島みゆきはリスナーを魅了するのか」
○森谷和郎「プロも注目した桑田佳祐の選曲」
○松島 宏 「いじめ問題に一石を投じたサンプラザ中野くんの『スクール・トゥモロー』」ほか
(底本 2023年3月発売作品)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
53
深夜放送は「生もの」なんだと思う……にしても継続55年はすごい。オールナイトニッポンの歴代ディレクターが動いた、奇跡のような軌跡が語られる。パーソナリティの発掘の話など、その人が有名になるはるか以前に将来を見抜くわけである。ラジオという媒体の特性を最大限に発揮させるため、時には上司とケンカまでして通すアイディアには脱帽するしかない。ラジオの音は消えるもの。今それを語らなければ、当時のリスナーとの間にあった熱気や笑いを知るすべがない。貴重な記録となる話を「聴く」ことができた。ラジオのスイッチを入れたくなる!2023/07/15
緋莢
12
1967年10月に第1回が放送されて以来、55年以上続いている「オールナイトニッポン」。著者がニッポン放送社員として初期にはパーソナリティを務めた頃の事から、73年に番組名とテーマ曲以外、中身を全て変えた後のディレクターたち4人の話を収録しています。「お前、喋ってると面白いし、ディスクジョッキーをやってみないか」と言われて、パーソナリティになったというのも凄いですが、母親との会話から、新聞記事に出ていたナイジェリアのビアフラ独立を めぐる食糧危機問題を知り(続く2025/07/14
ヨータン
10
昭和のラジオ局は、今よりも自由で、新しいものを生み出そうとする熱気に満ちていて、なんだかいいなと思いました。子どもの頃にオールナイトニッポンを聴くと、大人の世界に足を踏み入れたようでワクワクしたのを思い出します。2025/06/19
nobu23
7
70-80年代のオールナイトニッポンのディレクターたちが当時の思い出やパーソナリティに関して語る本。リアルタイムではないが当時のラジオの勢いが伝わってくる。2025/05/04
anken99
6
オールナイトニッポンの55年史。ラジオというきわめて特殊なメディアが、今なお求められ続けていることをあらためて感じた。それにしても、今と違ってコンプライアンスなどなかった時代のラジオには、とてつもない熱を感じる。単一方向性メディアでありながら、ときにオフラインイベントを仕掛けたり、ネットのない時代には何よりも身近なメディアであったんだろう。リスナーにも一体感を与えるハガキ文化ななど、実に不思議なメディアだと思う。さて、本書に登場する歴代のパーソナリティーの個性やエピソードも面白かった。2025/01/11
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