公共政策と変わる法制度

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公共政策と変わる法制度

  • ISBN:9784766428711

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内容説明

変革期の社会に対応する政策立案と社会・法制度のあり方を考える。
これからの公共政策の考え方、分析と評価、方向性について概観し、技術革新や社会変容に伴い生じる新たな政策課題と指針を提示して政策立案と法制度の整備のあり方を考える。

目次

第Ⅰ部 公共政策の理念と評価

第1章 社会的選択理論と公共選択論――センの規範とブキャナンの洞察の狭間で (小澤太郎)
第2章 大都市自治体の経営改革――臨床的知見を手がかりに (上山信一)
第3章 経済の変動と経済政策――理念と実際の概要 (和田龍磨)

第Ⅱ部 政策形成プロセスの実際

第4章 医療政策の形成過程――合意形成のガバナンスとプロセス (印南一路)
第5章 教育政策形成過程の問題点――大学一般入試への英語四技能試験導入の頓挫を例に (鈴木寛)
第6 章 金融政策と中央銀行のコミュニケーション (白井さゆり)
第7章 資源循環政策の現場から――国際資源循環の適正化をめざして (塚原沙智子)
第8章 デジタルサービス利用者政策を考える (大磯 一)
第9章 児童虐待を防ぐ――多機関連携への新たな挑戦 (小笠原和美)
第10章 積立方式の年金制度の問題点――その失敗の歴史 (星田 淳也)

第Ⅲ部 新しい社会状況と法制度

第11章 障害者政策から未来の社会を創造する――ソーシャルインクルージョンの実現に向けた課題解決のありかた (塩田琴美)
第12章 変革期の行政法 (長谷川福造) 
第13章 情報プライバシーの法的保護 (齊藤 邦史)
第14章 ロボット法――AI・ロボット・サイバネティックアバターと法 (新保史生)