流動する世界秩序とグローバルガバナンス

個数:1
紙書籍版価格
¥2,750
  • 電子書籍
  • ポイントキャンペーン

流動する世界秩序とグローバルガバナンス

  • 著者名:神保謙【編】/廣瀬陽子【編】
  • 価格 ¥2,750(本体¥2,500)
  • 慶應義塾大学出版会(2023/04発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 750pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784766428681

ファイル: /

内容説明

世界政治の新たな仕組みとルールの形成を模索する。
現代世界の紛争や協調はどのような原因やメカニズムで生じているのか。いかなる世界・地域・国家の統治の仕組み(ガバナンス)が模索されているのか。さまざまな地域の実例にフォーカスしつつ、政策の実践と理論・分析枠組みを相互作用させて検証する。

目次

第Ⅰ部 リベラルな秩序と管理された秩序の相克

第1章 権威主義の台頭と民主主義の後退(加茂具樹)
第2章 市場経済と国家(和田龍磨)
第3章 サイバー・宇宙空間・技術のガバナンス(土屋大洋)

第Ⅱ部 世界と地域のガバナンス

第4章 ロシアとユーラシア世界(廣瀬陽子)
第5章 米欧世界とは何か――価値による生き残り戦略(鶴岡路人)
第6章 バイデン政権が向き合った三つの危機
     ――そして、新たに加わったウクライナ危機(中山俊宏)
第7章 アフリカとグローバルヘルス(國枝美佳)
第8章 インド太平洋の地政学・地経学(神保 謙)

第Ⅲ部 地域と社会のガバナンス

第9章 民族・宗教からみる「法治」と「中国化」(田島英一)
第10章 中国の政策執行における政治動員――農村の基層ガバナンスの課題(鄭 浩瀾)
第11章 ムスリマのヴェールをめぐる議論と実践――インドネシアを事例に(野中 葉)
第12章 自由、選択と人間の不安(ヴ、レ・タオ・チ/ VU, Le Thao Chi)