単行本コミックス<br> 魔実子さんが許さない

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単行本コミックス
魔実子さんが許さない

  • 著者名:高橋葉介【著者】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • KADOKAWA(2023/03発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 450pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041117231

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内容説明

迷える魂の水先案内人は、救いの天使か、地獄の使者か!?
気まぐれな彼女には、安易に近づいてはならない。
児童虐待、通り魔、いじめ、殺人、自殺――。
現代社会が抱える闇を「もののけ使い」があぶり出す!
デビュー45周年の奇才・高橋葉介が贈る、次代のアンチヒロイン!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

眠る山猫屋

63
『夢幻紳士』と『学校怪談』の狭間くらいのイメージかな。古びた団地に住んでいるらしい魔実子さん。夢幻魔実也同様の力を持っているようだが、彼よりは世を拗ねておらず優しさも・・・あるかな?2話『怪物』では怪物に成りかけた男に囁く。その言葉とは。九鬼くんが登場した辺りから、より学校怪談寄りの展開に。何かを護るための存在として、子供たちを庇護していく姿を顕していく。物語としては、ちょっと甘め。だが、嫌いじゃないな、むしろ好きだよ。2023/03/31

空のかなた

27
デビュー45周年の奇才、高橋葉介作品の初読。読メの感想を読んで堪らずに購入。映画の原作になりそう。魔実子さんは古い団地に住んでる、その部屋の押し入れは良くないものにとってはお仕置きと滅亡の闇。良くないものに憑かれてしまった人には救いの扉。魔実子さん自身も背中に沢山の物の怪を背負っていて、それを眷族として操る。「男はあやまればなんでも許してもらえると思ってるらしいが、女は許さないよ」、これを魔実子さんが真顔で言う場面は、決め台詞のようで怖いけれど、誇らしげで格好いい。2023/04/23

くさてる

26
それはもう高橋葉介なので。間違いなく問題なく葉介先生ですので。という感じで最初から最後まで楽しみました。あの夢幻氏を思わせる強く冷たく美しいヒロインが出会うさまざまな怪異の表現が文句なしに面白い。グロかったり怖かったりするのですが(ほんと「たまにはパパの所へ行け」だよな)「人造少年」のような切ない話もあって、これはほんとに葉介先生にしか出せない、唯一無二の味だなあと思います。良かった!2023/04/23

Dash-Checker

19
安定と信頼の高橋葉介節が存分に堪能できる。因果応報ものが主体で、ちょっとユーモアが入るという感じ。次世代へ託すというオチは高橋作品でたまに見るが、それもまた味なり。ファンであれば必読の新作。2023/04/01

NBかえる同盟

13
時空入り乱れるヨウスケワールドなので、…魔実子さんは、「拝む女」のあの人? 夢幻家の人ではない? 「ストーリーテラー」の九鬼さんと似てる気もするが…あら、弟さんが出てきちゃった。黄華ちゃんは、「黒衣」の黄華ちゃんではないのね。もう、第1話から「怪獣」だ、凄かったな。面白かった。2023/04/04

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