創文社オンデマンド叢書<br> 個体論の崩壊と形成 近世哲学における「個体」の研究

個数:1
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

創文社オンデマンド叢書
個体論の崩壊と形成 近世哲学における「個体」の研究

  • 著者名:青木茂【著】
  • 価格 ¥8,250(本体¥7,500)
  • 講談社(2023/03発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 2,250pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)

ファイル: /

内容説明

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

【内容紹介・目次】
近代的人間は、主客が分化していない「直接経験」を失ってしまったのではないか。われわれは、生の全体性を了解することができなくなってしまったのではないか。カントによる、合理主義と経験主義のの綜合によって、「個」が崩壊したと主張する著者が、あらためて「個体論」の可能性を追求する。

【目次】
はじめに
前編 カントの個体論ーー伝統的個体論の崩壊
第一章 序論
第一節 なぜ個体なのか
第二節 なぜカントなのか
第二章 物自体と個物
第一節 序説
第二節 物自体と現象
第三節 物自体と自我自体
第三章 〈現象的個体〉の成立
第一節 個別化原理としての直観
第二節 個別化原理としての概念
第三節 知覚判断より経験判断へ
第四章 個体と無限分割ーーカントの第二アンティノミーについて
第一節 仮象の論理としての個体論
第二節 第二アンティノミーの主張
第五章 純粋理性の理想としての個体
第一節 ヴォルフの個体論
第二節 カントにおける汎道的限定の問題
第三節 統制的原理による個体把握
第六章 他人有機体の問題
第一節 第一批判より第三批判へ
第二節 論理的合目的性について
第三節 趣味判断の問題
第四節 有機体について
第五節 歴史的個体への推移
後編 カント以後の個体論の形成
第七章 個体論をめぐってーーカントとヘーゲル
第一節 個体論としてのヘーゲル哲学
第二節 生命の問題
第三節 無限判断
第四節 推理論
第五節 精神と時間
第八章 個体と非存在ーーシェリング
第一節 関係のない財政をめぐって
第二節 個体と非存在
第三節 個体と自由
第九章 現象学的個体ーーフッサール
第一節 個体のスペチエス的単一体
第二節 個体と時間
第三節 個物の構成
第十章 個体と超越ーーハイデッガー
第一節 〈現象的個体〉の存在論的性格
第二節 事実性の問題
第三節 〈物自体〉の見える風景
あとがき
索引

※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

目次

はじめに
前編 カントの個体論ーー伝統的個体論の崩壊
第一章 序論
第一節 なぜ個体なのか
第二節 なぜカントなのか
第二章 物自体と個物
第一節 序説
第二節 物自体と現象
第三節 物自体と自我自体
第三章 〈現象的個体〉の成立
第一節 個別化原理としての直観
第二節 個別化原理としての概念
第三節 知覚判断より経験判断へ
第四章 個体と無限分割ーーカントの第二アンティノミーについて
第一節 仮象の論理としての個体論
第二節 第二アンティノミーの主張
第五章 純粋理性の理想としての個体
第一節 ヴォルフの個体論
第二節 カントにおける汎道的限定の問題
第三節 統制的原理による個体把握
第六章 他人有機体の問題
第一節 第一批判より第三批判へ
第二節 論理的合目的性について
第三節 趣味判断の問題
第四節 有機体について
第五節 歴史的個体への推移
後編 カント以後の個体論の形成
第七章 個体論をめぐってーーカントとヘーゲル
第一節 個体論としてのヘーゲル哲学
第二節 生命の問題
第三節 無限判断
第四節 推理論
第五節 精神と時間
第八章 個体と非存在ーーシェリング
第一節 関係のない財政をめぐって
第二節 個体と非存在
第三節 個体と自由
第九章 現象学的個体ーーフッサール
第一節 個体のスペチエス的単一体
第二節 個体と時間
第三節 個物の構成
第十章 個体と超越ーーハイデッガー
第一節 〈現象的個体〉の存在論的性格
第二節 事実性の問題
第三節 〈物自体〉の見える風景
あとがき
索引