内容説明
春らんまんの明治の世を、天真らんまんに駆け抜けた――ある天才植物学者の物語
連続テレビ小説108作目「らんまん」は高知県出身の植物学者・牧野富太郎の人生をモデルとしたオリジナルストーリー。その喜びと発見に満ちた生命力あふれる人生を、美しい草花の情景とともに描き出す。
江戸時代末期の1862年(文久2)、高知で酒造業を営む裕福な商家に待望の男の子が誕生する。のちの天才植物学者・槙野万太郎(神木隆之介)である。なぜだか植物のことが好きで、集中すると周りのことも目に入らなくなってしまう。
その後、万太郎は学業の面でメキメキと頭角を現し、英語・地理・物理・天文など西洋の学問を次々と吸収していく。やがて小学校に通い始めるが、物足りなさを感じて自主退学。その後は家業の手伝いもそこそこに、大好きな植物採集に明け暮れる。
東京上野で開催される博覧会をきっかけに万太郎は初めて上京。憧れの博物学者たちと出会い、日本各地や海外の貴重な植物を目の当たりにする。
*電子書籍版ではプレゼントページほか、一部収録していないコンテンツがございます。あらかじめご了承ください。
ドラマガイド掲載内容(予定)
主演・神木隆之介 巻頭撮り下ろしインタビュー/登場人物関係図/出演者紹介&インタビュー/美術・セット紹介/タイトルバック紹介/舞台地:高知・東京紹介/音楽関連特集/あらすじ ほか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
夕葉
11
今年の初読了は、連続テレビ小説「らんまん」のドラマガイド。出演者の言葉を読み、キャラクター一人ひとりの魅力を思い出す。特に興味深かったのは、植物のレプリカ作り。劇中では本物にしか見えないレプリカは、人が触れたり風にそよいだりすることを想定して作られる。撮影時期に取り扱う植物があることは稀で、本物を使用することは難しいそうだ。そして、驚いたのは脚本家が長田さんに決まってから題材を決定したこと。他にも音楽、植物監修など、如何に様々な仕事が結集してドラマが作られたかが実感できる。2024/01/04
はるき
11
リアルタイムで追ってる身としては、ネタバレが痛し痒し(^_^;)そーか、そうなるのか。今回の朝ドラ、名作だと思います。神木隆之介さんの代表作の一つになりそう。2023/05/15
akimirakuru
0
朝ドラをみるのは好きだけど、今までガイドブックを買ったことがなかったけど初めて買いました。神木隆之介くん、浜辺美波ちゃんなどの魅力的な俳優陣のインタビューだけでなく、スタッフの方たちの裏話が読めてとても理解が深まりました。特に植物監修の大変さは想像以上!らんまんが好きな人なら楽しめる1冊です。2023/07/29