ソーニャ文庫<br> 愛に蝕まれた獣は、執恋の腕で番を抱く

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ソーニャ文庫
愛に蝕まれた獣は、執恋の腕で番を抱く

  • ISBN:9784781697444

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内容説明

お前の罪ごと、貪っていたい。

獣性の廃嫡王子×奉仕する公爵令嬢、
荒々しい欲望と繊細な恋心が交わる運命。

幼い頃、第一王子ジルベールの婚約者となった公爵令嬢レティシア。光り輝くような彼に気後れしながら遊んでいた森で、レティシアは猛毒を持つ獣に襲われる。彼女を鋭い爪から庇ったジルベールは、獣の毒に侵されたせいで死んだ者として扱われることになってしまう。
十一年後、レティシアは離宮で暮らすジルベールの世話をしながら、彼の「獣性」をその身で鎮めることに、切ない喜びを感じていた。ある日、ふたりだけの閉じた世界に変化が投じられて……。

【目次】
序章 出会い
第一章 呪われた王子
第二章 番 
第三章 仮面舞踏会 
第四章 変化 
第五章 いびつな執着 
終章 約束の果て
あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さかな

7
これを純愛と呼ばずしてなんというのか。ソーニャと言えば愛ゆえに歪む、もしくは歪んだ世界の純愛を描くもの多いですが、こちらの作品は圧倒的後者。ただ二人は一緒にいたかった、それだけなのに…。ささやかな幸せを願うことすら罪なのか。もっと理不尽な目に遭ったり、衝撃的な事実に打ちのめされる作品なんて山ほどある。なんなら私にとってバドエンメリバは人生の糧だと言っても過言ではないはずなのに。あまりにも救いのない結末に(人によってはハピエンなのかもしれませんが)こんなのってないよ…と血涙を絞りながら蠢くことしか出来ない→2023/04/09

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