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内容説明
「防衛増税は不要」「金融引き締めは尚早」と著者は説く。政府が増税、引き締めをしたがる裏に「増税が手柄になる」財務官僚と、言いなりの岸田首相の思惑がある。元財務官僚の著者が日本経済の真実を明らかにする書き下ろし。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くものすけ
10
著者の出版本は既に何冊か読んでいます。同じような内容を繰り返されている点も多いのですが、本書では「円安はGDPの拡大をもたらす」「円安は決して悪いことばかりではない」「GDPデフレーターで計るのが世界標準」「日銀・政府の借金(1200兆円の国債発行)ばかり強調して財政破綻危機ばかり煽るが、日銀・政府が保有する資産情報に関しては殆んど開示されていない」という初めて読む内容も多くとても参考になった。全ての国民が財務省・政府・大手マスコミの情報を鵜呑みにせず、最低限の経済知識・知見を持つ必要があると痛感した2025/02/24
jj
3
2023年刊。数量政策学者/嘉悦大学教授高橋洋一氏。著者は財務省は増税・金融引き締めしたい集団という。企業収益が上がり法人税が増えても手柄にならない。税率アップによる税収増になって初めて手柄になる。財務省は何故か借金だけ発表し、資産は公開しない。財政が苦しい、増税が必要だというロジックで押してくる。増税しなくとも財源はある。例えば、防衛増税は防衛国債で十分という。財務省は国債暴落を懸念し、猛反対する。岸田政権の消費減税できない理由に闇を感じる。元大蔵・財務官僚ならではの視点から分かりやすい解説。 2023/12/02
Kolon
3
本書は、著者がやっているYou Tube番組、高橋洋一チャンネルの中で解説していた税金、財務省、日銀、マクロ経済学についてまとめた本である。 過去30年近く、著者の主張は全くぶれていない。 やっと世間が著者の主張に付いて来た感じだ。 少なくとも高橋洋一チャンネルを見ている人には当たり前になった知識だが、本書の知識がもっと世間に広まる事を祈る。2023/08/27
スプライト
2
財務省の論理がよく分かる。日本経済がダメになったのは財務省が原因であった部分もかなりあるだろう。2023/10/08
九澄屋
1
円安についての知識など勘違いしているところが自分にはあったので考え直せてよかった。ネット上での情報でさえ自分はうまく正誤の判断ができないので、この本によりある程度の軸を持てたような気がする。しかし国債をオススメされてもやる気にはならんな。確かにガチガチの投資先ではあるけれど、最近投資を始めた自分にとっては揺らぐものがある。もう何が正しくて何が正しいのかわからなくなってきたよ俺は。宗教にハマる人間の気持ちが最近良く分かる。2024/12/22
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