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内容説明
「防衛増税は不要」「金融引き締めは尚早」と著者は説く。政府が増税、引き締めをしたがる裏に「増税が手柄になる」財務官僚と、言いなりの岸田首相の思惑がある。元財務官僚の著者が日本経済の真実を明らかにする書き下ろし。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
jj
3
2023年刊。数量政策学者/嘉悦大学教授高橋洋一氏。著者は財務省は増税・金融引き締めしたい集団という。企業収益が上がり法人税が増えても手柄にならない。税率アップによる税収増になって初めて手柄になる。財務省は何故か借金だけ発表し、資産は公開しない。財政が苦しい、増税が必要だというロジックで押してくる。増税しなくとも財源はある。例えば、防衛増税は防衛国債で十分という。財務省は国債暴落を懸念し、猛反対する。岸田政権の消費減税できない理由に闇を感じる。元大蔵・財務官僚ならではの視点から分かりやすい解説。 2023/12/02
Kolon
3
本書は、著者がやっているYou Tube番組、高橋洋一チャンネルの中で解説していた税金、財務省、日銀、マクロ経済学についてまとめた本である。 過去30年近く、著者の主張は全くぶれていない。 やっと世間が著者の主張に付いて来た感じだ。 少なくとも高橋洋一チャンネルを見ている人には当たり前になった知識だが、本書の知識がもっと世間に広まる事を祈る。2023/08/27
スプライト
2
財務省の論理がよく分かる。日本経済がダメになったのは財務省が原因であった部分もかなりあるだろう。2023/10/08
ホリエンテス
1
インフレは4%ぐらいであれば問題ない。賃金が上がるのが前提ではあるが。本当に数年かけてインフレが起きれば、ローンも資産価値も変わってくる。 この30年間では当たり前だったものが変わってくる時代。2023/12/27
森岡啓
1
いつ読んでも明快、ばっさりと両断される先生の為替ほどシンプルなものはない、に感服😆2023/10/04