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内容説明
本書は、来るべきろくでもないけど面白くないわけでもない超偽善社会を生き抜いて行くために知っておくべきだと著者が思うことを、ニーチェの褌を借りて書いたものだ。薄っぺらな正義感や、逆立ちした怯懦をニーチェで超えろ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
空猫
29
『ペッパーズ・ゴースト』からニーチェを探しここへ。昨今の多様性、SDGs、いい人圧力…などの風潮へのモヤモヤに、きっちりと言葉にしてぶった切った痛快な内容は「貧乏馬鹿ブス」よりも強烈だった。本来の目的「ニーチェ」に沿ってはいるものの、ガッツリ本題になったのはラスト1/3のみでやっぱり難しかったけどイイのだ。老後の排泄介護にためにVIO脱毛をする人の介護される前提に理解不能とバッサリ。寝たきりになる前に死ねるよう自分に負荷をかけよ(p125要約)←これがおいらの一番のツボ。あ、ニーチェはまた超訳で再挑戦。2025/02/05
スズコ(梵我一如、一なる生命)
13
岡田斗司夫のホワイト革命について検索する中で本書に辿り着きました。他にバカブス貧乏女子に宛てたシリーズも書かれているそうで市大名誉教授の方だそうですが、ご自身で評されるよう本書ではチンピラが近いような。。。裏表も品もない女性の本音口調で書かれているので結構ふむふむと楽しく読める感ありつつも、最初に「生まれっぱなしのままで、なるたけ安穏に気楽に生きて行くことが成功した生き方であるし、それは可能だと思い込んでいる(おめでたい)人間」(いやぁ、すみません)が対象じゃなく、そういう資質に欠けた人にニーチェを福音→2024/03/07
VENA
3
ニーチェの解説書かと思いきや、著者の思想マシマシで、エッセイにニーチェの思想が半分入っているような感じの本だった。キリスト教をルサンチマン(怨嗟や嫉妬等)に由来する弱者の自己欺瞞的な宗教として、痛烈にこき下ろすニーチェ。現実の辛さから、今ここにない何かに縋ることは、生きることから逃げているのに他ならない。苦しくても、今を生きている自分の生を肯定する。覚悟ガンギマリで中々ロックな思想だろう。ただ本人はずっと病弱で、非モテで、晩年は発狂したらしいので、客観的に見てそれが良い人生と言えるのかは微妙ではあるが。2026/01/21
本の紙魚
3
この著者の本は何冊か読んだが、これはなかなか面白い。帯の「SDGSやグレートリセットで世界が良くなるものか」は、多くの昭和世代が思いながらも口に出せない言葉ではないか。妙にご清潔な理論や建前が幅を利かせる現在は、実は今までになく分断と格差が進んでいる。ニーチェの「ツァラトゥストラはかく語り」は学生時代に少し読んだだけだからこの秋に改めて読んでみよう。主人道徳の良し悪しはあるけれど、私の育てられた価値観はどちらかというとそれに近いから奴隷道徳にはどうにも我慢がならない。ふと禁酒時代のアメリカが浮かんできた。2023/09/11
まあさん
3
あとがきにある通り、参考文献の言及が多かったです。作者は反省と言っていますが、読書のネタ切れの自分としては、ありがたいですね。 ホワイト革命でみんなと一緒に漂白されましょ、という内容かと思えば後半は、ニーチェの如きドSな超人へと進んでいく。最近、自分も末人になっているのではと反省しました。確かに奴隷道徳で身の回りが色んな事が停滞しているように感じます。主人道徳は悪では無いよね。2023/06/02




