内容説明
知られざる数学3カ条
◎数学は身体活動
◎数学が大得意になる方法がある
◎偉大な数学者も私たちも脳は同じように動く
たくさんの生徒が苦手意識をもち、大人になってもコンプレックスが消えない数学。
得意なひとと苦手なひと、極端に分かれてしまうのはなぜだろう。
数学は「学ぶ」ものではなく「やる」もの。
スプーンの持ち方や自転車のこぎ方のように、正しい方法を教えてもらい、
使うことで自分の身体の一部になる。
歴史上の偉大な数学者たちは、直観と好奇心を総動員する術(すべ)を知っていた。
さまざまなエピソードをひも解きながら、深い理解と柔軟なメンタルへ導く。
「1+2+3+……+100」出てくる数式はこれひとつ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
やいっち
68
数学についての本は数知れず。本書はユニークの極み。数式がないのは別にして、テーマがいい。数学者も普通の人間であり、違うとしたら生きる人間の感覚や想像力を幼児のままに空想のままに伸び伸び膨らませた。自分が風船だったらどんな感覚を持つか。部屋の反対側から自分を見たらどんなふう? 全く稀有な本で我輩には説明できない。一読の価値あり。2023/10/07
TATA
40
フランス人数学者による数学論。どうして数学を嫌いという人が多いのかという永遠のテーゼに対してアレコレ考察を重ねていくのですが、まあそこはフランス的と言おうか、やたらとまわりくどいというか、これを読んで数学嫌いが治ったという人はいないんだろうと思います。ただ、数学者になるっていうことはすごいことなんだと痛切に理解できます。社会の圧倒的な偏見に立ち向かい、わからないこともわからないと言ってはいけない。えーと、これって自虐ギャグなの?2023/07/25
千穂
16
図書館で借りましたが、延滞、中々最後までしっかり読めず返却しました。数式の美しさは文字には出来ない。高校時代は数学大好き少女、今は数学とは全く無関係に過ごすただのおばさん。2024/05/16
taku
15
数学者が、数学苦手な迷子ちゃんも望みと意欲があれば自分のものにできるんだよと語りかける本。学習法ではなく考え方や心構えといった部分で、心で理解すること、数学的な想像トレーニングを行い直感的に理解できるようになることの大切さを分かりやすく伝える。数学が主題でも、読者の「世の中の見方を変えること」が狙いと語るとおり対象範囲は広い。ただ、私には秘密の扉を開いてくれるその時を待っていたら、手前までの長い助走で終わってしまった印象。素直に読むなら、数学的対象と親しくなれるきっかけが掴めるはず。2024/05/03
fishdeleuze
12
数学者による数学的エッセイ。ものの見方というか視点をいかに転換させるかというモティーフで様々なエッセイが書かれている。例えば、代数の問題を幾何の問題として見ることで、問題を煩雑にではなく、単純に美しく解くことができるかといったことなど。ニュートンの絶対空間という概念を位相を変えて覆したアインシュタインのように。2026/03/22




