内容説明
「誓います。決してこの婚約を後悔させないと」母の死因となった罪を抱え、王宮図書室で司書をしている侯爵家令嬢ユーリアは、王命で宮廷魔導師のリヒャルトを婿として迎えることに。これは政略。彼に貴族位を与える形だけの婚約――そう思うけれど、隠れて保護していた魔物を共に世話する内に、惹かれていく心は止められなくて……。訳あり宮廷魔導師と引きこもり書庫番令嬢(&かわいい魔物たち)の溺愛×政略婚約ファンタジー! ※電子版はショートストーリー『二人で纏う、お出かけ着』付。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
bulbul
3
焦れ焦れ両片想いな訳あり令嬢と王太子側近魔導師。互いに自己否定自信無しなので互いを思って後ろ向き過ぎ。背景に悲惨な人生の数々があるのも藍川流。甘~いんだけれどイラッともする微妙に心穏やかでない読後感でした。2023/03/24
みや
2
☆☆☆☆2023/11/06
ウハタ
0
シリーズ4冊目。時代がグッと遡って、今までメインで登場した魔導貴族ドラコルル家がまだ平民だった頃の話。面白かった!個人的にはシリーズ2冊目と3冊目がちょっと物足りなかったんだけど、今回は満足!両片思いの二人にヤキモキしながら、事件にハラハラし、主人公に涙( T△T)主人公の叔母さんが好きだわぁ、従姉妹も!良いキャラしてる!王太子と従姉妹はこの後どうにかなりますか…?なるなら読みたい!2023/04/02