羊飼いの想い イギリス湖水地方のこれまでとこれから

個数:1
紙書籍版価格
¥2,750
  • 電子書籍
  • Reader

羊飼いの想い イギリス湖水地方のこれまでとこれから

  • ISBN:9784152102218

ファイル: /

内容説明

暖かな陽の光、きらめく小川、鮮やかな緑に輝く牧場。持続可能な手法で羊たちを養い、豊かな土地と生活を子供たちへと継承するための方法を、今日も探し続ける。オックスフォード大卒の羊飼いがイギリス湖水地方の理想と現実を描く、『羊飼いの暮らし』続篇。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

榊原 香織

60
イギリス湖水地方在住羊飼い作家 子供時代の伝統的農業時代、青年時に近代化、そして、自然と共に歩む現代。 地球温暖化と戦うのに間に合うか?2023/07/31

泰然

37
前作に続き詩的で美しいソリッドな自然描写と家族史と、新たに農業・酪農の政治社会問題への考察を差し込んだ見事なネイチャー作品。世界一有名な「思索する羊飼い」の語りは、自然・農業・経済・政治・化学の関係性を無視してきた、われわれが読み継ぐべき示唆に満ちている。オックスフォード卒業でありながら、牧地で重労働に勤しむ者としてのバランス感覚は反知性主義的ナラティブに踊る世界にあって実に見事。レイチェル・カーソンの環境精神と英国湖水地方の土の薫りが融合して警鐘を鳴らす。高い文学性と実践智で農業自然問題と貴方の人生に。2023/09/16

葉子

12
今回は伝統的な農業と、現代農業の狭間で揺れる作者の想いが非常にこもった一冊だった。私たちが食べているもののほとんどは極めて管理された畑や畜舎で育てられ、筆者は次第にそれに違和感を覚えていく。牛や豚たちは陽の光を浴びることなく出荷され、畑では本来様々な作物を育て土の栄養素を損なわないようにしなければならないのに、今では肥料で全てを補い土はやせ細っている。本当にそれでいいのか?対照的に作者の農場のなんと美しいこと。綺麗事だけで食べていけないのは事実。だけど、少し立ち止まって考える時なのかもしれない。2023/06/23

たむさん

7
圧倒的な自然描写と現代社会に生きる人々の農業、そして環境に対する姿勢の問いかけ。 先祖代々受け継いできたこの土地を、動物たちを愛している、やがてこの土地を継承するであろう子供たちを愛している。自分が何者であるかは、この土地がずっと教えてくれていた。 持続可能性を考えず、目先の利益に囚われ科学技術を濫用し、経済学の机上の理論を農村に持ち込んだことに対する反省を呼びかけ、真に持続可能な農業とはどんなものか考えるきっかけを与えてくれる。2023/05/07

takao

5
ふむ2024/01/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20641870
  • ご注意事項

最近チェックした商品