殺戮の狂詩曲

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殺戮の狂詩曲

  • 著者名:中山七里【著】
  • 価格 ¥1,672(本体¥1,520)
  • 講談社(2023/03発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065309032

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内容説明

累計50万部突破、リーガルミステリーの最高峰「御子柴弁護士」シリ―ズ。

【偽善という言葉から、これほど遠い小説はない】

高級老人ホームで発生した、令和最悪の凶悪殺人事件。好人物を装っていた介護職員の心中に渦巻く邪悪。最低な被疑者への弁護を名乗り出た悪評塗れの弁護士・御子柴礼司が、胸に秘める驚愕の企みとは? 

ミステリーという技法を用いることによってのみ可能な、命あるものへの賛歌である。―杉江松恋(文芸評論家)

ドラマ「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲」原作「御子柴弁護士」シリーズ、第6弾。

●御子柴礼司(みこしば・れいじ)
本シリーズの主人公。14歳の頃、幼女を殺害しその遺体を解体してばら撒き〈死体配達人〉と世間から呼称される。少年刑務所を経て、高額の報酬を得ながら、検察の見立てを次々ひっくり返す悪徳弁護士となる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

489
中山 七里は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。「御子柴弁護士」シリ―ズ第6弾、安定の面白さではありますが、竜頭蛇尾でした。少し残念。 https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=00003741972023/05/11

修一朗

311
御子柴シリーズももう6冊目。好きなシリーズなので続いてほしいと思うけどもあの御子柴さんに合う設定を毎度用意するのは大変だ。今回はあの事件をモデルにはしてるいるけども高級老人ホームにして上級国民を対象にして嫌悪感を薄めようとした印象だ。無理に使わずともいいんじゃないかね。被害者家族の聴取が延々と続けて伏線を隠そうとはしたもののそんなに隠れてなくてオチもわかりやすくて御子柴さんらしい切れ味は温存。薄味だった。2023/12/15

まちゃ

254
「御子柴礼司」シリーズ第6弾。今回も面白かったです。余りにも独善的な被告を、どのように弁護するのか。それが気になって一気読みでした。何故この事件の弁護を引き受けたのか、最後で明らかになる御子柴の心情。これが悪辣と義理難さが同居する彼の魅力なのだと思います。2023/05/19

いつでも母さん

218
御子柴シリーズ最新刊!ゲゲッ、今作は実際にあったあの事件を彷彿させるので注意して。この事件を、この被疑者をどう弁護するのか、ましてや国選弁護人としてだ。もう国民皆を敵にしてるよねと思いつつ・・はぁ、又しても御子柴弁護士にやられちゃった感じ。そう来たか~!(褒めてます)しかも最後の最後が私の心をくすぐるじゃないですか!中山さん。次も楽しみにしてしまう第6弾だった。2023/04/17

イアン

206
★★★★★★☆☆☆☆相模原の事件をモチーフとした御子柴シリーズ第6弾。千葉の老人介護施設で、職員により9人が惨殺される事件が発生する。極刑間違いなしの被告の国選弁護人に名乗りを上げたのは、かつて<死体配達人>と呼ばれた悪辣弁護士・御子柴礼司だった――。数々の物証、自白、刑事責任能力。どれをとっても減刑すら不可能と思える状況で、御子柴がどんな手を打ってくるのか期待しながら読み進めた。なぜ御子柴は敗色濃厚の弁護を引き受けたのか。予想した着地点とは異なりオチには唐突感があったので、匂わせる伏線があればよかった。2025/02/26

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