内容説明
大滝詠一のエンジニアとしての足跡を日記形式で追う書籍の第2弾!
今回はキャリアでもっとも多作だった福生45スタジオ時代にフォーカス
大滝詠一のエンジニアとしての側面を日記形式で追うという画期的な試みが話題を呼んだ2022年3月刊行の書籍『大滝詠一レコーディング・ダイアリー Vol.2』の続編。前作が1979?1982年に焦点を当てたのに対し、今回は〈はっぴいえんど〉解散後、当時は珍しかった個人スタジオ=福生45スタジオを立ち上げ、エンジニア業まで1人でこなしながらキャリアのなかでも多くの作品を生み出した1973~1978年にフォーカスします(時代をさかのぼるため、シリーズ第2弾でありながら書名は「Vol.1」となります)。数々の名作・名演誕生の背景はもちろん、福生45スタジオの成り立ちから作品ごとの録音手法の変遷まで、膨大な証言と資料の集積により、現在も多くのファンを魅了してやまないナイアガラ・サウンドの秘密を明らかにしていきます。
【証言者】
大滝詠一、湯浅学、矢崎芳博、時枝一博、関口直人、駒沢裕城、鈴木慶一、牧村憲一、村松邦男、上田メリー雅人、光永厳、六川正彦、山下有次、齊藤文昭、坂本龍一、ほか
◎巻頭には初公開の貴重なカットも含む多数の写真を掲載
◎日記形式で大滝詠一の創作を追体験
◎トラック・シート図も併載した詳細なサウンド分析
◎当時、交流のあった人物たちが語り部となるコラムも豊富
◎これまで断片的にしか知られていなかった福生45スタジオの全貌に迫る!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
阿部義彦
14
Fussa45スタジオの写真には感動を隠せず。亡くなった若き頃の岡田徹さんの姿まで。GO GO ナイアガラは出た時は歌詞カードが無くラジオで大瀧さんがどう聞こえたかを書いて送ってくれた人には後日歌詞カードをやると言うので私は『趣味趣味音楽』を聴きとって出しました。後日ナイアガラエンタープライズより、デカく 歌詞かあど と印刷されたのが来た。これには全曲に坂本龍一さんが参加してたのか。エンジニアの時枝さんの証言で宮城県沖地震(78年)の時大瀧さんと一緒に逃げたって、当時私は高校生今も仙台です。二度酷い目に、2023/04/12
akipon
1
ナイアガラ聞きながら読みました堀内久彦さん、いい仕事されます。VOL3も読みます。2024/04/27
ishida
1
こだわりの強さがものすごく感じられた2023/11/08