サリエーリ 生涯と作品 モーツァルトに消された宮廷楽長 新版

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サリエーリ 生涯と作品 モーツァルトに消された宮廷楽長 新版

  • 著者名:水谷彰良【著者】
  • 価格 ¥2,970(本体¥2,700)
  • 復刊ドットコム(2023/03発売)
  • ポイント 27pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784835456249

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内容説明

映画「アマデウス」では、天才モーツァルトを嫉妬に狂って殺した凡人として描かれたアントーニオ・サリエーリ。人気のスマホゲーム「Fate/Grand Order」でも、復讐者のサーヴァントとして登場している。

18世紀ウィーン音楽界で、孤児から宮廷楽長にまでのぼりつめ、ベートーヴェン、シューベルト、リストなど多くの逸材を育てた大作曲家であるサリエーリ。
晩年、モーツァルト毒殺の犯人に仕立て上げられた彼の「真実の姿」を、イタリア・オペラ研究家として名高い著者が、確かな検証と詳細な研究により、余すところなく描き出す。

日本で唯一と言えるサリエーリ伝。第27回マルコ・ポーロ賞受賞作品。

このたび、新たな事実を加えた充実の20ページを増補し、“新版”として復刊。
「サリエーリ全作品目録」「サリエーリ年譜」「ディスコグラフィ」など資料性も高い。

▼目次
第1章 誕生から宮廷作曲家就任までの歩み
第2章 オペラ作曲家としての名声の確立
第3章 モーツァルトとの確執とサリエーリの円熟
第4章 モーツァルトとの和解とオペラ作曲家としての危機
第5章 オペラ作曲家の終焉
第6章 教育者としての活動と晩年の日々
第7章 モーツァルト毒殺疑惑に汚された最晩年と死
補章 現代のサリエーリ復興
付録1 ヴィーンにおけるイタリア・オペラ上演
付録2 イタリアにおけるサリエーリ作品の流布
サリエーリ年譜
ディスコグラフィ
サリエーリ全作品目録ほか

※本書は紙の書籍では付録等の参考資料は逆開きでの構成でございましたが、電子書籍版では、本編の後に継続して読み進める仕様となります。付録等の資料は横書きとなります。あらかじめご了承くださいませ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

チョコ

64
映画『アマデウス』で、モーツァルトを殺したのは私だ〜っと言うシーンが印象的過ぎて、「嫉妬の人」のイメージしかなかったけれど、モーツァルトの死には全く関係なく、むしろ、モーツァルトのお葬式に参列した数少ない1人。 モーツァルトはなかなか世間から認められなかった時に既に宮廷楽長をしていたのだから格も違う! 後進を育てるべく、様々な人に自分の出来うる限りの事をしてきた素晴らしい人でした。モーツァルトの息子の推薦状を書いてあげたり、ベートーヴェンやシューベルト、リストもこのサリエーリに学んでいた!毒殺説ひどい〜2021/11/28

まこ

8
当時、ヨーゼフ2世を中心に花開くヨーロッパの音楽文化を紹介すると同時に、その中にサリエリ先生は確かにいた。演奏・声楽で多数の弟子を輩出し援助も惜しまない、この人、先生の鏡だよ。晩年のモーツアルト暗殺疑惑は先生に対する悪い意味での名誉税だし、そのせいで先生の研究資料がほとんどないのは残念だよな。新版ではサリエリ先生の音楽が近年、どのように演奏され評価されたのかも詳しく紹介。あとがきでFGOに触れちゃいますか、水谷先生。2019/01/28

佐月

3
映画『アマデウス』を鑑賞する前に、サリエーリの第一印象をフィクションに引きずられないように購入して読んだ。その判断は正解だった。映画『アマデウス』の人気により「嫉妬でモーツァルトを毒殺した凡庸な作曲家」のイメージが大きく広がってしまったサリエーリの実像を、膨大な資料をもとに描き出している。収録されている情報量の多さも素晴らしいが、サリエーリのことを学ぶ為の資料についても後半に詳しく記されていて、読めて良かった1冊である。著者の情熱とサリエーリの敬意にも心を打たれた。2024/03/05

yasu hytm

1
図書館で見かけて読みました。サリエリがどういう人となりだったかを知れればという程度だったので、そういう意味ではちょうどよかったです。吉良上野介がどういう人物だったのかという感じですね。後世に残るほどの作品はないわけですし、毒殺したかどうかも興味が無いので、そのへんは飛ばしました。2019/04/02

常夏の花

1
正にゲームから入った勢です。曲をある程度自分で聴いてから本を読みたいなと思っていたところにタイミングよく復刊だったので予約させていただきました。しかも旧版から増補改訂ありとのこと、日本語で読めるサリエーリの解説は音楽媒体を含めても少ないのでありがたい。 分厚いので読むのは時間がかかるかな? と思いましたが面白かったので三日で読了。また曲を聴きながら少しずつ読み直していこうと思います。 最後の三年間に触れた章には震えました。恐ろしい風説から彼が一刻も早く解放されますことを。彼の音楽は素晴らしいのですから。2018/12/31

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