竹書房文庫<br> 終末の訪問者

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竹書房文庫
終末の訪問者

  • 著者名:ポール・トレンブレイ【著】/入間眞【翻訳】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 竹書房(2023/03発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 360pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784801935068

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内容説明

「シックス・センス」「オールド」のM.ナイト・シャマラン監督が映画化!
4月7(金)全国公開!
「ノック 終末の訪問者」原作小説!

世界が終わるとしたら――

家族の犠牲か、世界の終焉か。
あなたならどちらを選びますか?

家族の命は、世界よりも重いのか。
家族愛と恐怖の終末スリラー

ブラム・ストーカー賞/ローカス賞 受賞!
スティーヴン・キング絶賛の
全米ベストセラー小説、待望の邦訳版

 スティーヴン・キング絶賛!
「示唆に富み、恐怖が鎖のように張りつめる。
トレンブレイの自己ベスト作品。とてもすばらしい」――スティーヴン・キング
「トリップワイヤーがぴんと張りつめたホラー・スリラー」パブリッシャーズ・ウィークリー
「読んだら最後、けっして頭から離れない」――NPR(ナショナル・パブリック・ラジオ)

〈あらすじ〉
七歳のウェンと両親のエリックとアンドリューは、ニュー・ハンプシャー州北部の人里離れたキャビンで夏の休暇をすごしている。ある日、ウェンがキャビンの庭で遊んでいると、突然、見知らぬ巨体の男が訪ねてくる。男の温かい笑顔にウェンはすぐに魅了されてしまう。ふたりが遊んでいると、さらに女ふたりと男ひとりがやってくる――奇妙でまがまがしい道具を手に。ウェンはうろたえ、帰ろうとすると男にこう告げられる――「これから起こることは、何ひとつきみのせいじゃない。きみは悪いことを何もしていない。けれど、きみたち家族はある厳しい決断を下さなきゃならない。この世界を救うには、きみたちの助けが必要なんだ」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナミのママ

69
「世界の終末を阻止するために家族の1人を殺さねばならない。殺さなければ、家族3人は生き残るが70億人以上の人類は全滅する」いきなりこんなことを言われたらどうするだろう。ゲイの夫婦アンドリューとエリックに養女のウェンが休暇中に突然やってきた4人組から突きつけられた言葉。なぜ自分たちが?どうする?ありえないとわかってはいるが読み進めるうちに恐怖、目を背けたくなるサバイバル。映画化されたが映像はどのぐらい怖いのか、気になる。【2018年ブラム・ストーカー賞長編部門】【2019年度ローカス賞ホラー長編部門】受賞2023/04/11

yukaring

68
かなり不条理系の終末ホラー。神の使者を名乗る4人の男女が現れ「世界が滅亡する。あなたの家族のうち、誰か一人が自ら犠牲になれば止められる」と言い出したらあなたはどうするか?もちろん主人公カップルは信じない。しかし凶器を持った使者達が別荘へ侵入、2人を縛り上げ娘のウェンを捕らえて世界の滅亡とタイムリミットについてひたすら語る。これはかなり恐ろしいシチュエーション。そしてテレビでは使者の言うように大地震、疫病、旅客機の大量墜落という大惨事が狂ったように語られる。世界の滅亡は本当なのか?緊迫感溢れる恐怖の物語。2024/07/21

pohcho

50
ゲイのカップルと中国人の養女。三人家族が湖畔の山小屋で夏の休暇を過ごしていたら、奇妙な道具を持った四人の訪問者が現れる。世界を救うために家族のうち一人の犠牲が必要と告げられる三人(サンデル教授の哲学の講義みたい・・) そんな話を素直に信じられるわけもないのだが、そうこうしている間に訪問者の一人が殺されて・・。究極の選択を迫られた家族を描いたサスペンス。すごい緊迫感で話が進み、途中まではよかったけど、最後はちょっとよくわからなかった。映画の方が面白そうかも。いつか見てみたい。2023/07/19

Kouro-hou

24
とある男の同性カップルが養女を迎えてバカンスに行こうと、人里離れて電波の通じないコテージを借りたら謎の4人組が襲来。この世は今が終末で、一家がある選択をしないと人類が滅びるとか言ってます。人気の観光地の方が良かったのにと言っても後の祭り。彼ら4人がおかしいのか、それとも本当に終末が訪れようとしているのか? そういや4人組は黙示録の四騎士みたいなシャツ着てね? でも見覚えもあるような?? と若干出足がピークな気がしつつも読者を煙に撒き続けます。今度シャマランが結末変えて映画化するそうで、ちょっと楽しみです。2023/04/02

かんやん

23
シャマランの映画の原作。黙示録の四騎士風の四人が、人里離れた休暇を過ごすゲイカップル+アジア人の養子に、世界の終わりを回避するために自己犠牲を迫るという話。これをただ荒唐無稽と排しても仕方がない。リアルなスリラーではなく、世界の終わりを何度でも空想し、畏れながらも否応なく惹かれてゆく人間の想像力に訴えかけるホラーな内容。理性の敗北を力技で描き切った(「プロセスが全てだ」)。さすがにこの結末をそのまま映像化することは難しく、改変はやむを得なかったと思う。2024/06/09

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