やさしさを忘れぬうちに

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やさしさを忘れぬうちに

  • 著者名:川口俊和
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • サンマーク出版(2023/03発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 420pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784763140395

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内容説明

ハリウッド映像化! 世界320万部ベストセラーの
『コーヒーが冷めないうちに』、第5巻が発売!

「いつか」なんて待たずに、
すぐ会いに行けばよかった――。

結婚を許してやれなかった父、
バレンタインチョコを渡せなかった女、
離婚した両親に笑顔を見せたい少年、
名前のない子供を抱いた妻……
止まってしまった「今」を
未来へと動かすために過去に戻る、
4人の男女の物語。

とある町の
とある喫茶店の
とある座席には不思議な都市伝説があった
その席に座るとその席に座っている間だけ
望んだ通りの「時間」に移動ができるという

ただし、そこにはめんどくさい……
非常にめんどくさいルールがあった

1.過去に戻っても、この喫茶店を訪れたことのない者には会うことができない
2.過去に戻ってどんな努力をしても現実は変わらない
3.その席には常に白いワンピースを着た女が座っている
4.その席に座れるのはその女が席を立った時だけ
5.過去に戻っても、席を立って移動はできない
制限時間はカップにコーヒーを注いでから、
そのコーヒーが冷めるまでの間だけ

めんどくさいルールはこれだけではない
それにもかかわらず、今日も都市伝説の噂を聞いた客がこの喫茶店を訪れる

喫茶店の名前は、フニクリフニクラ

この物語は、そんな不思議な喫茶店で起こった心温まる四つの奇跡。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

306
以前から気になっていた『コーヒーが冷めないうちに』シリーズおよび川口俊和、初読です。サンマーク出版っぽいスピリチュアルな連作短編集、オススメは、『第三話 結婚を許してやれなかった父親の話』&『第四話 バレンタインチョコを渡せなかった女の話』でござる。シリーズの前4作を読むかは、思案中です。 https://www.sunmark.co.jp/detail.php?csid=4039-52023/04/14

旅するランナー

257
さすがにシリーズ5作目ともなれば、もう慣れっこになっちゃてるだろう。と思っていたら、コーヒーが注がれないうちに、七歳の少年のあまりの健気さに涙しましたよ。今回も4短編とも優しさに包まれる素敵なお話です。変わらぬ感動を頂戴し、かたじけない。2023/04/29

ノンケ女医長

189
今作も、素敵な話が溢れている。とても楽しめたし感動できた。第4話 「バレンタインチョコを渡せなかった女の話」が、ひときわ心に残った。価値観の多様性に配慮という点で、バレンタインに好意的な人ばかりではないみたい。でも、特別な日だし、思いを伝えられるチャンスであるのは間違いないと私は思う。タイトルから想像もつかない展開と、考えさせられる読後感。「思いを伝えられぬまま死ぬのはもっとつらい」の言葉。当事者として、胸に突き刺さった。もっと若いころに、この物語に出会って勇気づけられたかった。珠玉の短編集。2023/03/25

ムーミン

188
「楽しいことも、苦しいことも、全部まとめて思い出っていうのよ」P.2772023/07/30

うっちー

165
未来と過去の交錯などありましたが、マンネリ化は否めません。2023/05/06

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