忘れないでおくこと

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忘れないでおくこと

  • 著者名:暮しの手帖編集部【編集】
  • 価格 ¥2,090(本体¥1,900)
  • 暮しの手帖社(2023/03発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 570pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784766002300

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内容説明

豪華執筆陣で贈る珠玉の随筆集「あなたの暮らしを教えてください」は、『暮しの手帖』の本誌と別冊に寄せられた「暮らし」がテーマの随筆作品を選りすぐり、全4冊にまとめたシリーズです。
第2集は、日々の気付きにまつわるお話を集めています。当時の話題に触れて感じたこと、近所の猫やお店のこと、仕事や家事を通しての発見や、趣味や学びのなかで思うことなど、小さな日常をいつくしみたくなる一冊です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

けんとまん1007

65
余分な力を抜いて、ページをめくる。いろいろな視点があり、どれもうなずいてしまう。そうそう、そんな場面、確かにあるよね。。。こんな風に、文章をしたためることができるようになりたいと思う。ふと、思ったこと。共通するのが、深い思いを持ち、それを平易な言葉で紡ぐこと。そのための素養を持つこと。2023/06/06

pohcho

54
「暮らしの手帖」などに掲載された随筆集。シリーズ全4冊の中の2冊目は「日々の気づき」にまつわる作品が収録されている。67人の豪華執筆陣。江國さん、角田さん、津村さん、中島(京子)さんなど好きな作家さんの文章はもちろん楽しいが、新しい方との出会いや知らないことを知る歓びもあった。全盲の方のつむじ風の話は可愛かったし、パレスチナのガザ地区の話は印象深い。ダーニングというのは初めて知った。ご近所の洗濯物の話はおかしかった。一編が3頁程なので、細切れ時間に少しずつ読むのにもよかった。2023/05/24

とよぽん

50
暮しの手帖、この豪華執筆陣はさすがだ。どこから読んでも、どこを読んでも味わいのある生活の一コマが綴られていた。2024/11/30

あつひめ

35
誰にでも忘れたくないことや忘れてしまいたいことはたくさんある。でも、残念ながら人間の脳みそには限界もあり、年を重ねると忘れることができるから生きていられることも多々あると思う。67人の方々の長い日々の中でキラッと光るものが並んでいる。これはとても贅沢な1冊だ。坂井真紀さんのニッポンのお母さんパワー銭湯編は自分のことではないけれど私も記憶の端に残してしまいそう。子を育てるのは親だけの仕事ではなく世間の大人も口を出し手を出し支えあう。読者にもその情景を分けてくれた温かい1話。気持ちを穏やかにしてくれる1冊た。2024/12/16

くさてる

26
詩人、小説家、エッセイスト、ミュージシャン、俳優……その他多くのジャンルの人による随筆アンソロジー。一篇一篇が短くて読みやすい。そのぶん、読ませる人とそうでない人の差も感じられて、自分の好みがよく分かりました。暮しの手帖社らしい、穏やかで豊かな内容です。2024/01/06

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