内容説明
「織田信長はうつけ者(愚か者)を演じていた?」「人たらしの豊臣秀吉は残酷?」「徳川家康はドケチだった?」などなど、ドラマや小説に登場する戦国武将たちのエピソードは、幕末の館林藩士・岡谷繁実が著した『名将言行録』がネタ本だった! 刊行当時、伊藤博文が感動し、大隈重信に「不朽の真理を含蓄した書」と言わしめた名著を、超現代訳と4コマ漫画でわかりやすく解説。戦国時代がますます面白くなる!
感想・レビュー
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がらくたどん
53
去年何となく購入して通観し「ふ~ん」くらいで本棚にの本なのだが今村翔吾氏の戦国武将伝の発想ネタ元に岡谷繁実の『名将言行録』からの引用が散見する事から再度眺めたら初めてこの手の戦国エピソード集の面白さが分かった。言行録から有名所を25名。戦国時代初期・合戦全盛期・大詰め期(関ケ原・大阪の陣)・戦国終焉転換期に分けて簡潔整理。虚実ない交ぜは無論だが、後世に残るのは武勇より殺伐波乱に埋もれきれない人間味なのだね。4コマ漫画でイメージを掴ませ主要トピックを紹介。特に有名部分は太字で強調はさすがの元予備校教師仕様♪2024/03/18
はる
2
知っているが、やはり面白い。黒田官兵衛、加藤清正がいい2023/07/03