徳川家・松平家の51人 - 家康が築いた最強一族の興亡

個数:1
紙書籍版価格
¥1,210
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

徳川家・松平家の51人 - 家康が築いた最強一族の興亡

  • 著者名:堀口茉純
  • 価格 ¥999(本体¥909)
  • PHP研究所(2023/03発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 270pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569854328

ファイル: /

内容説明

吉宗、光圀、慶喜……徳川家康の子孫たちの知られざるエピソードを解説。始祖・松平親氏から宗家16代当主、家達まで波乱の人生に迫る。江戸幕府が長期の天下泰平を実現できた理由に、将軍の継承システムを確立したことと「名字」の活用が挙げられる。家督争いから内紛が起こらないよう継承順位を明確化し、将軍家のスペアを輩出する御三家や御三卿を創設。さらに外様大名にも松平姓の使用を許すという懐柔政策を行った。しかし一族内では、将軍家や御家門を守るため、一人の人物が何度も養子に出されたり、兄弟間の確執が起こったりと様々な葛藤や悲劇も生まれた。本書では始祖・松平親氏から16代当主・徳川家達まで、一族の個性的な人生エピソードを紹介しつつ、巨大な名家の強さに迫る。 (目次)第一章 徳川家康のルーツ・「松平」一族~三河十八松平とは~/第二章 “超”大名にして将軍のスペア・徳川御三家/第三章 御三卿と御家門~徳川宗家の身内、親戚~/第四章 「松平」がいっぱい~外様大名だって「松平」ファミリー!~/第五章 消えた「徳川」「松平」の人々~華麗なる一族の黒歴史~/第六章 その後の「徳川」「松平」一族~戊辰戦争をどう乗り越えたか~ 私が注目したいのは、「徳川」「松平」という名字。家康はこの「徳川」「松平」のブランド力を全国統治に極めて有効に活用したのです。どうですか? 少し、この本の内容に興味をもっていただけましたか? もしよろしければその勢いで、目次をご覧になってみてください。ざっとご覧いただいただけで沢山の「徳川」「松平」の人々が出てくると思います。家康、吉宗、光圀、慶喜というような日本史の授業や時代劇でお馴染みの人もいれば、親氏、頼重、家基のような一般的な知名度の低い人もいます。でも、有名無名にかかわらず一人一人が実に個性的で、大変魅力的なのです。(「はじめに」より)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

43
徳川家と松平家の歴史を探っていきます。江戸幕府が長期政権を実現できたのも名字の活用なのですね。御三家や御三卿 を創立することで松平姓が使用されたという背景があるのも納得でした。一族の個性的なエピソードと共に巨大な名家の歴史を知ることができ、興味深かったです。2025/06/08

タカボー

7
初読みの著者。名前ぐらいしか知らない徳川の人々を興味深く紹介してくれていて、かなり面白かった。おかげで出張中なのに寝不足で困っている。将軍になるのも、出世するのも、失脚するのも偶然じゃなくて、そこに至るまでの繋がりを感じられるのが良かった。篤姫が慶喜をディスるところが一番面白かったけど。2025/09/25

遊未

5
松平のルーツ(本当?)、御三家、御三卿、御家門にとりあえずは松平とか。そして、三代目くらいまでの問題児または悲運児。特に信康は死後に良く言われる訳無いので実像が気になります。そして、幕末へ。一族の広がり将軍スペアの用意が良くわかるし、わかりやすい文章ですが、余り詳しくないので、もう少しだけ名前にフリガナが欲しかったかも。気楽に読めるのでお薦めです。2024/05/13

はる

2
いろんな方がいましたよ。外様大名も。2023/06/02

tada kita

1
読みやすくてしかも深い。松平家の関係性もよく分かる名著。2023/12/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20635116
  • ご注意事項

最近チェックした商品