集英社学芸単行本<br> 金融暴落! グレートリセットに備えよ

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集英社学芸単行本
金融暴落! グレートリセットに備えよ

  • 著者名:岩永憲治【著】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 集英社(2023/03発売)
  • 蝉しぐれそそぐ!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~8/3)
  • ポイント 425pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087861396

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内容説明

リーマン・ショックから15年。コロナ禍やウクライナ戦争で世界の情勢も変わり、それまでのグローバル経済は立ち行かなくなった。
最大の問題は世界的なインフレが止まらないこと! 世界中にお金があふれ、生産地と消費地の間のいたるところでボトルネックが発生した結果だ。2022年からアメリカは金融を正常化しようとして急速な金利の引き上げを行っているが、その体制下で新たな金融危機が起こる可能性が飛躍的に高まっている。(2023年3月半ばにも、アメリカではIT系の投資に積極的だった3つの銀行が破綻し、米国財務省の即断の政策により金融危機が未然に防がれた。)

そんな予断を許さない情勢のなか【次なる史上最大の金融危機が2024年末前後に起こるであろう】と予測する。
既に経済不況に突入したという意見もあるが、リーマン・ショック後の為替変動をいち早く予想した著者は、もう一度バブルの最後の吹き上げが起こり、2024年の大統領選の終わるころには米国経済においては株価が上がって景気も良くなったというユーフォリア状態に陥るという。
そして誰もが予測もしなかった状況で反転し、最終的には1929年の大恐慌やリーマン・ショックを超える危機が来ると言う。

その兆候はいつ、どんな形で現れるのか?
過去のバブルとその崩壊の歴史を紐解きつつ、トレーダー時代に培った「潮目の読み方」を披露する。

自衛隊での訓練経験を持ち、外資系金融機関で様々なキャリアを経た著者は、独自の情報収集力に優れ、危機管理意識も卓越している。
そんな著者が日本人の誰もがこれからの困難な時代に自分の金融資産を守り生き抜くために是非とも読んでほしいと、渾身の思いで書いたデビュー作である。

目次

まえがき
第1章 グレートリセットのシナリオ
第2章 いま世界経済で何が起きているのか
第3章 米国とFRBのもくろみ
第4章 繰り返される歴史
第5章 勝ち逃げの法則
第6章 FRBの仕事とは何なのか?
第7章 バフェットの投資スタイルに学ぶ
第8章 円安の本当の原因は何なのか?
第9章 「エコノミスト」誌の表紙を解読する
あとがきに代えて
参考文献

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しゅわっち

21
KindleUnlimited。読み上げで読んだ。 今までのことは、理解できました。しかし、メディアの情報コントロールが効かなくなり、今まで通り動くかは、わからないと感じました。調べると軍需産業が、戦争前後で株価が動くのと、利益と連動してないと感じました。メディアが、集団心理操作に長けていて、既存勢力の言う通り動いてたように感じました。snsでメディアに関係ない人のすばらしい意見が広まる時代でどうなるかと思いました。また、著者の意見と現在のデータが一致していない分もあると感じました。2025/04/20

ray

1
☆3 歴史上、何度もバブルは起き、今回は違うと楽観が広がるも、必ず崩壊してきた。米国の借金棒引きのもくろみや富裕層を儲けさせるためのシナリオ。高インフレ、日米金利差、ドル高政策で米国に資金を呼び込む。米国債という借金を一番引き受けている日本。突如のドル安政策によるドルの暴落では、ドル高時に買った資産は大きく目減りする。米国株の暴落でも同じ。読み物としてなかなか面白かった。まあ、程度はわからないが、急落や暴落はこの先もあるという緊張感は持っていたい。2023/07/03

トダ―・オートマタ

1
本書の基本的な主張の軸は 2023年後半から最後で最大のバブルが始まり 2024年にはそれがリーマンショックを超える崩壊をするという。 2023年からのバブルに乗って、2024年に逃げるということを勧めているが 本当にそうなるかどうかはわからない。 バブルはアメリカの軍産複合体によって起こされるという。 為替のドル円は長期的に円高になると予想されている。 英エコノミスト誌の表紙から、将来を予測するというのはかなりオカルトっぽい。 2023/05/15

石垣

1
世界恐慌や日本のバブル時に何がおきたか、為替の動きの基本など勉強になることが結構書かれていた。しかし合間合間にオカルトチックな話が挟まるので少し違和感を覚えながらも最後まで読んだのだが…。最後に畳み掛けるようにオカルト話を盛り込んできたので、今までの内容も信じていいのか不安になってしまった。 これは暗に「信じるか信じないかは、あなた次第です」と読者に伝えようとしているのかもしれない。 信じるか信じないかは、あなた次第です。2023/04/19

ぽる

0
本が出てから結構時間が経っているので分かるのだが、2024年大統領選挙前の9月の今、市場と為替予想は概ね当たっていると思う。 ちょっとオカルトっぽいのは、庶民の知らない会員制クラブを覗かせてもらったということなのかも。 市場から引き上げるには損切りする勇気も必要なわけで、結局投資に対する心構えやスキルを問われることになるだろう。2024/09/01

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