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内容説明
自動車という乗り物が「EV」「自動運転」「シェア」という方向に急激に動いている現代は、
自動車誕生一四〇年の歴史の中でも最も大きなパラダイムシフトであり、
同時に機械の塊を操る悦び、モノを所有し愛でるという自動車が培ってきた文化の危機でもある。
だからこそ今、日本一のロールスロイスとベントレーのクラシックカーコレクターで販売も行う涌井が、
自動車の歴史、文化・機械遺産としてのクラシックカーの存在意義、
大量生産・消費・廃棄の時代に一台を大事に乗り継ぐ生き方や、顔の見える商いへのこだわりを語る。
現代社会が「効率」の名の下に見失ってきた大事な物語が、ここにはまだ生きている。
目次
はじめに
第1章 バーゼルのロールスロイス
第2章 切手、蝶々とオートバイ
第3章 最初に売ったシルバーシャドウ
第4章 アメリカとイギリスのパートナーたち
第5章 コレクターの心情
第6章 売らないクルマ屋
第7章 ミュージアムを作ろう!
第8章 機械遺産の継承を手伝う
第9章 クラシックカーと自動車メーカー、そしてCASE
第10章 クラシックカーの楽しみ方
第11章 ブリストルで初心に還る
第12章 特別対談 涌井清春×金子浩久
おわりに
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
あすなろ@no book, no life.
82
ロールス・ロイスにベントレー。そしてブリストル。古き佳き英国車達。そして、人物は小林章太郎等ときたら、僕の中でこれらから連想するクラッシックカー達が頭の中を駆け巡るのである。更に略歴的エッセンスとして腕時計とスーツ等紳士用品から来るビスポークの考え方やヘリテージの考え方等。週末の早朝読書に本書を選書し、クラッシックCD達と淹れたて珈琲とでもう堪らない。以前ですが、読友さんが読みたい本でUPされていて、ずっと読む機会を狙っていた本でなのであった。2023/09/10
もんらっしぇ
64
発売直後に手に入れ半分ほど読みつつ例によって他の本に浮気をしていて放置。そうしましたら読み友さんがレビューをUPされ…気付きを与えていただき誠に感謝<(_ _)>これだから読メは有難いのです♪ そもそも私自身のクルマ道楽は、とっくに足を洗って読メでは封印としてきましたが、本作は備忘録として。BS日テレ「おぎやはぎの愛車遍歴」で2時間Splが放送されたのも必見。https://www.bs4.jp/aisya_henreki/archive/onair/243/index.html 2023/09/10
Koki Miyachi
2
本書の主人公の涌井さんは、もともと時計のセイコーに勤めていた。そこからクラシックカーに出会い、クラシックカー販売業と、有名なクラシックカーコレクションを一代で築き上げた。男子だったらワクワクするような人生だが、クラシックカーに対する真剣な取り組みと、知り合った友人を大切にして築き上げた信頼関係があればこそ。そのあたりのブレのない価値観と信念におおいに学ぶべきものがあった。素敵な人生は好きなことを真剣に追求することで見えてくる。2025/05/24
Shigeo Torii
2
どうやってここまで発展出来たか?興味深い人です。2023/08/05
ラグ
1
面白かった!!これまでそれほど関心のなかったロールスロイス・ベントレーに興味を持てたし、ブリストルも気になる。一度はワクイミュージアムを訪れて、じっくり美しい車たちを眺めてみたい。2025/03/10
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