日本の「学歴」 偏差値では見えない大学の姿

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日本の「学歴」 偏差値では見えない大学の姿

  • ISBN:9784023322677

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内容説明

「学歴社会」日本といわれ久しいが、さまざまな職種において学歴はどのような影響を及ぼしているのか。政治家、公務員、国会議員、スポーツ選手などの分野ごとに、明治期からの資料や、『大学ランキング』誌(弊社)のデータなどをもとに解き明かす。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tetsubun1000mg

8
タイトル通りの内容だが国会議員、首相、国家公務員上級などのエリートだけでなく警察官、自衛隊、消防、介護職など幅が広くてよく知らないことが多かった。制度ができた1950年代からの歴代のランキングや明治時代の国家公務員はとんでもない給料をもらっていたらしいが、江戸時代の考え方が残っていたという考察は面白い。 大学に進学する人がまだ非常に少なかったので大名が基準で批判もなかったとか。2023/01/07

小鳥遊 和

6
橘木の学歴社会論はデータばかりで分析や提言がもの足りない。本書は朝日新聞の『大学ランキング』編集主幹である小林が参加しているが、扱う幅が広がっただけだ(教員、保健職、女子アナ、読モ、文学賞、国際性)。しかし本書を小熊の『日本社会のしくみ』と関連インタビューでの指摘「戦前の官僚制が戦前戦後の企業社会に移植された」「大都市圏の有名大卒男性正職員の閉鎖性と安定性」「政・官・財・メディアの中核的な人々には社会問題が見えにくい」等を裏付ける研究として見るとがぜん違ってくる。本書は、参照されるべきデータの宝庫となる。2024/12/24

大熊真春(OKUMA Masaharu)

1
面白いかったが、統計の羅列のようなのは読みにくかった。 実感ではわからない、学歴に管する事象の解説が興味深かった。2023/07/22

アンディ・ワイス

1
様々な分野について出身大学のランキングを分析している。色々な大学の姿が浮かんできて面白い。新しい大学が如何に努力しているかも良く分かる。最近増えている専門学校に根っこを持つ専門職大学の話も取り上げて欲しかった。2023/06/18

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