内容説明
世界三大海軍の栄光から、その壊滅まで――
1941年秋、世界三大海軍の一つとして、大日本帝国海軍は254隻、109万トンの大兵力を海上に浮かべていた。
しかし戦うこと3年半、40万もの戦死者とともに、そのほとんどが海底に沈んだ。
かつて「国防」の期待を一身に受けた大艦隊が消滅するに至るまでを、
従軍記や日米海軍の提督伝など多角的に、豊富な写真とともに再現する。
激戦の記録、希少な体験談。生残った将兵による「軍艦マイベスト5」。提督たちの列伝。
一冊でたどる大日本帝国海軍の最期。
※この電子書籍は、1985年2月に刊行された文春文庫ビジュアル版『太平洋戦争 日本軍艦戦記』の版をもとにした文春文庫版を底本にしています。一部の画像に見づらい個所があります。また一部の記事は掲載されておりません。ご了承のほど、お願いいたします。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
kinupon
58
日本海軍の栄光と衰退の歴史があるような気がします。写真が多いのでわかりやすいです。2018/12/29
クー
32
古き良き大日本帝国海軍。勇ましさ半分、物悲しさ半分。科学と合理性の化身たる軍艦も艦長や乗組員で豹変する。兵学校、海大を優秀な成績で卒業した提督たちなのに、大和の水上特攻が正式な作戦として認可され、実行された事により精緻な検証が必要。無理、無意味、無駄な作戦や方針が未だに行われている。2018/07/03
クー
12
半藤さんを偲んで再読。兵学校は知力、体力に優れた人材が学んだ筈なのに、精神論に頼った非科学的な判断が多かった。2021/03/26
Ted
6
'85年12月刊。○'70年11月発行の文藝春秋・臨時増刊号を再編集したビジュアル文庫。コンパクトながら写真も豊富で、各主要海戦の場所と日米の損失艦がひと目で分るよう時系列に纏めてある点がよい。編集者の創意工夫と手作り感が伝わってくるレイアウトである。ミッドウェー海戦('42年6月)で大敗北を喫したとはいえ、暫くは小康状態が続いているが、'44年6月のマリアナ沖海戦、同10月のフィリピン島沖海戦からは夥しい数の艦船や戦闘機が一方的に失われている。その過程が一目瞭然であり、米軍の攻勢の凄まじさに暫し沈黙す。2016/10/23
こまったまこ
6
写真が豊富でコンパクトな文章で全海戦の解説をしているので概要と流れを知るには良かった。米軍が撮った写真が戦闘の様子を生々しく伝えている。戦争体験者が選ぶ名艦ベスト5では空母瑞鶴と重巡鳥海が多く、詳しく知りたいと思った。2015/06/26
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