人は腎臓から老いていく

著者名：高取優二

アスコム（2023/03発売）

• ISBN：9784776212669

内容説明

以下のチェックリストに
どれか一つでも当てまはる人は、長生きできないかもしれません。

●おしっこの色が赤くにごっている、もしくは白っぽい
●おしっこの泡立ちがすごい
●夜中に何度もトイレに行く
●最近、むくみがひどい
●疲れが取れない
●高血圧である
●甘いものや炭水化物が好きで、血糖値が高い

なぜなら、腎臓に何らかの異常を抱えている可能性があるからです。
しかし、なぜ腎臓が長生きと関係するのでしょうか。

主に２つの理由があります。
1つは、腎臓が血液をきれいにするという役割と関わります。
腎臓で血液中の老廃物（体のゴミ）や毒素をろ過し、おしっこを通じて体外に排出す
るのです。
もし、腎臓が衰えておしっこがうまく作られなければ、「汚い血液」が
体中を巡り続けてしまいます。

２つ目は、腎臓が体内の水分をコントロールするという役割と関わります。
意外と知られていませんが、人体の6割を占める「水」を
コントロールしているのが腎臓なのです。
体内の水（体液）の量と、水の質（ミネラルバランス）が適正に保たれていないと
全身の細胞はいきいきと活動できませんし
体内の臓器は充分な働きができません。

こうした状態が続くと、全身の老化がどんどん進んでしまいます。

元気な腎臓を保つには、生活習慣の改善が不可欠。
けど、何から手をつけたらいいのか、分からないという方も多いでしょう。

そこで、本書では「食」「運動」「呼吸」の３つの観点から、
簡単にできて、毎
日続けやすい習慣をご紹介します。

●「食」では1日1杯飲むだけで、腎臓を元気にするスープ（肉は
一切含まれていません）
●「運動」では簡単な筋トレで腎臓の血流アップを促す方法
●「呼吸」では腎臓と深い関係がある自律神経を整え、腎臓のパ
ワーを復活させる方法を掲載しています。

ぜひ、本書を読んで、100年元気な腎臓をつくる手助けにしてください。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[MILKy]

2023.上月先生とはまた別のこの手が読みたくてBOより。髙取先生もこの道の方。腎臓の役割、食事のポイント、運動。やはり沈黙ながら腎臓が如何に身体のカギを握っているかを痛感。なにせ、血液と直結している臓器。便秘は即座に致死ではなくとも尿が止まるとまずい、確かに。全身の老廃物を排泄するのが尿だから、その重要性は言うまでもない。最も興味深いのはやはり身近な対策がとれる食。それに、小林製薬で散々話題になったけど、何もあのサプリに限ったことではないのかもしれない…サプリや漢方にはリンが含有されてくるのだから。

2024/11/24

[ルル]

健康維持のためには「感謝して食べる」。確かにその通りです。深く納得。感謝して食べていれば過食もなく心にも良いですね。

2024/01/24

[ルル]

Audible (*^^*)

2024/10/07

[もくたつ（目標達成）]

4 腎臓の働きと、腎臓が不調になると起きることが分かった。

2023/12/24

[残心]

「腎臓がなくなれば体の中がゴミだらけに」　「全身の老廃物を排泄するのは、便ではなく尿」　便は腸のゴミ。　腎臓病の大部分は血管が壊れていく病気。　「腎臓が悪くなれば心臓も悪くなる」　便秘の解消は、腸内フローラでの毒素の産出を抑えるだけでなく、腎臓の機能を回復させて、体内の尿毒素を減らすことにつながる。　図書館本

2024/06/04