内容説明
第一線の専門家がそれぞれの視点から浮かび上がらせるデジタル社会の「見えざる手」。日常生活から政治・軍事にいたる手法や対応を、豊富な実例と図表を交えてわかりやすく総覧する。これからを生きるための必読書。
目次
第1章 デジタル影響工作とはなにか 一田和樹
第2章 デジタル影響工作のプレイブック 齋藤孝道
第3章 世界のメディアの変容――メディア革新と影響工作の新次元 藤村厚夫
第4章 日本のニュース生態系と影響工作 藤代裕之
第5章 デジタル影響工作に対する計算社会科学のアプローチ 笹原和俊
第6章 ロシアによるデジタル影響工作 佐々木孝博
第7章 権威主義国家によるデジタル影響工作と民主主義 川口貴久
第8章 各国のサイバー空間における活動と影響工作 岩井博樹
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
山口透析鉄
24
市の図書館本で読みました。一田氏の記事、ニュースアプリで読んでいたので、どんな著書があるものか?と手に取ったものです。 ただ、入門書みたいなものでしたので、個々の執筆者の著書を読むべき、というのが率直なところで、そもそも米国の実態を知っていたら民主主義国というのは幻想でしょうからね。船戸与一・本多勝一両氏などを愛読してきた私には響きませんでした。 藤代弘之・笹原和俊・川口貴久・岩井博樹・藤村厚夫・一田和樹といったあたりがまぁまぁでしたか。 ただ、この本はあまりお勧めしません。2023/08/27
かず
11
ほとんど読まずに読了処理。政治学のレポート記述用に複数冊、メディアと政治に関する本を図書館から借りた。自己購買の本を含めて6冊目。う~ん、そろそろレポート記述の機が熟してきたのか、本書はじっくり読もうという気にならなかった(充分な論考が出来るようになったわけでは当然無い。)やはり、本は自費購入すべきだなぁ・・・ 途中で投げ出した最大の理由は、ネット世論操作のアクターが中露に限定されているからだ。勿論、西側諸国もやっているし、それらの国々から日本も受けていようが、そこへの踏み込みが甘いと感じた。2025/11/27
でん
0
「こたつ記事を根絶せよ」という過激な書きぶりには笑ってしまったがめちゃくちゃ同意。直視しないといけない現実だとは分かっていつつも、こういう本は読むと気が重くなる。2025/07/30
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