光文社新書<br> 宇宙ベンチャーの時代~経営の視点で読む宇宙開発~

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光文社新書
宇宙ベンチャーの時代~経営の視点で読む宇宙開発~

  • 著者名:小松伸多佳/後藤大亮
  • 価格 ¥1,012(本体¥920)
  • 光文社(2023/03発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334046538

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内容説明

宇宙開発の分野はこれまで政府が主導していたが、今、民間企業がイニシアティブをとった「ビジネス」として急速に生まれ変わりつつある。そして、「宇宙ベンチャー」と呼べる民間ベンチャー企業がこの流れを加速させている。日本でも、スタートアップや宇宙系以外の大手企業が続々と参入している。なぜ、民間宇宙産業が活況を呈しているのか。ベンチャー・キャピタリストとJAXAのエンジニアが「宇宙ビジネスの展望」を綴る。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kk

14
図書館本。宇宙関連ビジネスのイロハを易しく教えてくれる一冊。宇宙のこともあまり知らず、ビジネスに至っては全く門外漢のkkですが、あまりストレスを感じることなく楽しく読めました。新興産業の発展には、国や社会の中でのリスク分担のバランスが大切なのだと知りました。宇宙ビジネスの分野では日本も割と良い線行ってることが分かり、ちょっとワクワクしました。2023/12/01

リットン

8
宇宙ベンチャーって、誰かそんな領域で起業できるんや、、って思ってしまうけど、あるもんなんだなぁ。。 また宇宙ベンチャーといっても、領域が違ったり、いろいろなんだな。ロケットに他の企業の衛星を相乗りさせて、費用を分担してもらう(逆の立場で言うと、安くついでに宇宙に衛星を乗せてもらう)っていうのは面白いなと思った。想像もつかない世界だけど、宇宙に関わる必要な機能が細分化されて、高度化する中で産業として発展していっているのだろうなぁ。。誰でもWEBサーバーを立てられるように誰でも衛星を送れるようになるのかもな2023/04/09

Ujiro21

5
通勤用に。近年の宇宙関連ビジネスがダイジェスト的に紹介されており、民間ロケットだけでなく衛星活用など幅広く面白い。著者がJAXAの人との事で、宇宙旅行に対して素敵な事だとしている姿勢に距離を感じてしまうが、衛星から得られた先物市場への情報提供ビジネスや衛星への燃料補給、リペアサービスは私生活の延長で熱くなる。宇宙法など、経済圏の広がりが背景にあることに視野が広がる。NASA等公共事業でリスクが取れなくなり、ベンチャーに移行していった事は興味深い。月の土地プレゼントは、小説三体の様で素敵2024/03/06

やす

4
民間宇宙開発の最前線。ビジネスとしての宇宙旅行についても詳しい。宇宙開発のようなビックプロジェクトを国と民間がどう分担すべきかについてもよくわかる。2023/07/11

Koki Miyachi

3
このところ動きが活発化してきた宇宙ベンチャーについて。今までの世界的な動きから現在進行形の計画やプレイヤーまで分かりやすく解説。ユニークなのは経営的視点で解説されているところ。「宇宙ベンチャーの雄」スペースXなど先行するベンチャーを猛追する日本発のベンチャーも楽しみだ。2023/05/05

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