内容説明
長野電鉄湯田中駅のトイレで佐藤誠の刺殺体が発見された。相談したいことがあるといわれ、待ち合わせをしていた木本啓一郎は、かつて佐藤とともに松代大本営跡の調査をしたことがあった。やがて木本は佐藤が大本営跡近くで二体の白骨を発見したことを突き止める。一方、十津川警部と大学で同窓だった中央新聞社会部記者の田島は学生時代に木本の講義を受けていたことから事件に関心を抱き取材を始めたものの、突然失踪したのだ!? 事件の背後に蠢く戦時中の暗い裏面…。十津川&亀井、太平洋戦争の闇に挑む!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
涼
53
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2023/11/post-fe84d3.html 「事件の背後に蠢く戦時中の暗い裏面…」が、かなり怖いお話しでした。2023/11/14
CEJZ_
4
1P15行。元の本は2021年刊。昔々、長野市に住んでいたが、長野電鉄に乗ったこともなければ善光寺にも行ったことがなかった。今では北陸新幹線も通り、あの頃とはだいぶちがう。巻頭に略地図あり。長野電鉄の懐かしさのため購入。電鉄は内容に少しからむ程度だが、それはそれでいい。晩年の西村作品はかつての戦争関係の事象が事件にからむことが多いが、それはそれでいい。巻末に文庫の厚み四分の一にわたる全作品リストあり。649作か、果てしない。これからも時々気になる土地のトラベルミステリーを読んでいくだろう。2023/12/11
Wadachan
3
速攻、一気読み! 最後は、「そんな展開?」という感じでした(^^)2023/04/04
オワ
1
しんさく2023/03/27
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