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内容説明
本書は、「みんなの銀行」という日本初のデジタルバンクをつくった人たちの話です。みんなの銀行とは、大手地方銀行の「ふくおかフィナンシャルグループ」から生まれた新たな銀行で、デジタルネイティブ世代を主な想定顧客に、スマホだけですべてが完結する、これまでにないタイプの金融サービスを提供しています。日本ではあまり聞かないかもしれませんが、世界では「チャレンジャーバンク」「デジタルバンク」と呼ばれる注目分野です。
ふくおかフィナンシャルグループという後ろ盾はありますが、サービスも、基幹システムも、すべてゼロから設計・開発しています。みんなの銀行を起こした中心人物は、ふくおかフィナンシャルグループの行員です。この話を聞いた誰もが、「大手企業にいながら、どうやってイノベーションを起こせたのか?」と疑問に思うでしょう。その謎に迫ろうと、本書が生まれました。
「イノベーションのジレンマといかに闘ったのか?」というテーマに沿って5つの分野を設定し、ドキュメンタリーと関係者の振り返りから、イノベーションを起こせた本質を探っていきます。ドキュメンタリーでは銀行の話になりますが、読むのに前提知識は不要で、金融機関に勤めていない人でもすらすらと読むことができます。
「日本に居ても、イノベーションを起こせる」、その秘訣をぜひ多くの人に読んでもらいたい。本書の読者が新たなイノベーターとなり、日本経済が変わるきっかけになるかもしれない。そんな期待を抱かせる1冊です。
目次
第1部 実践「両利きの経営」ふくおかフィナンシャルグループの経営戦略
第1章 大企業の模索~ふくおかフィナンシャルグループの狙い
「10年後の銀行のあるべき姿を考えよ」、すべてはこの言葉から始まった! ほか
第2章 「知の探索」苦難の道~デジタルバンク戦略「みんなの銀行」へ
iBankマーケティング新設 “iPhoneのようなイノベーティブな金融サービスをつくりたい” ほか
第2部 「イノベーションのジレンマ」と闘ったみんなの銀行の奮闘
第3章 逃れられない大企業の論理
銀行の将来像の探求に向けて ほか
第4章 小さく始めるアジャイル型ビジネス
銀行グループでありながら、手探りの新銀行設立 ほか
第5章 銀行であって「銀行らしくない」ブランディング
デジタルバンクのビジネスモデルを考える ほか
第6章 ゼロからの組織づくり
アジャイル型ビジネスを実現するための組織設計 ほか
第7章 フルスクラッチのシステム開発
次世代バンキングシステムを開発するパートナー(SIer)選定 ほか
第3部 「イノベーションのジレンマ」に陥っている読者への提言
第8章 イノベーションのジレンマからの脱出メソッド
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
人生ゴルディアス
とりもり
yuki
☆ツイテル☆
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