本能スイッチ

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本能スイッチ

  • ISBN:9784781621586

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内容説明

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本能スイッチとは
「人間の本能を刺激する、一見無駄だけどついつい欲しくなってしまう演出」のこと。


なぜわざわざスティックを灰皿に捨てなければならない加熱式タバコが流行ったのか?
なぜ歯磨き粉はミントの味がするのか?
なぜエナジードリンクは独特の液色をつけているのか?


など、一見無駄なことに、成功の要因が詰まっているのです。
本書では、私たちヒット習慣メーカーズのメンバーが普段の業務を通じて発掘した様々な本能スイッチの具体事例を余すことなく紹介していきます!

【目次】
はじめに


(第一章) 本能スイッチとは?


(第二章)ミント型
・歯磨き粉
・ブルーレット
・汚れが際立つ綿棒
・エナジードリンク
・ファミチキ
・空気清浄機
・カフェで仕事がはかどる
・新型フィットネス
・黒烏龍茶のボトル
・除菌・抗菌系商品
・熱さまシート
・マウスウォッシュ
・マウススプレー
・汗拭きシート
・ヘルシア緑茶
・蚊取り線香
・アパレルブランドの店舗
・ガス
・シャンパングラス


(第三章) コンフォート型
・ジェルボール洗剤
・シャンプー
・ポテトチップス
・子どもがよろこぶハンドソープ
・ロウリュ
・ウッドウィックキャンドル
・コンビニエンスストア
・高級車のドアを閉めるとき
・エコバッグのシュパット
・成田国際空港第3旅客ターミナル
・スカルプケアブラシ
・キーボード
・SHIRO
・Facebook
・もっきり
・節約志向のトイレットペーパー
・築地銀だこ


(第四章) ダム型
・サイクロン式掃除機
・読書通帳
・漫画の背表紙
・スタディサプリ
・フードデリバリーサービス
・ポイ捨てさせないゴミ箱
・雨が楽しくなる傘
・スマートフォンの歩数計
・アドベントカレンダー
・みんチャレ(習慣化アプリ)
・明治のグミ
・プラークチェッカー
・買い忘れを防ぐ紙パック
・Snapchat
・トレーニング動画
・記録管理アプリ
・旅行サイト
・キリトリ式ドリルシリーズ


(第五章) アナログ化型
・電子決済サービス
・電子印鑑
・Webサイトの読み込み中
・スマートフォンの入力操作
・スマートフォンで写真を撮るとき
・ハイブリッド車のエンジン音
・NFTトレカ
・デジタルオーディオプレーヤー
・ニコニコ動画
・カタログギフト
・家族型ロボット
・電子書籍


(第六章) セレモニー型
・ハイボール
・壁掛式CDプレーヤー
・ライブのデジタルチケット
・Z世代向けの新しいニキビパッチ
・スティック型日焼け止め
・JINSの陳列
・醤3プロジェクト
・プリントス
・カプセルトイ
・ギャツビー フェイシャルペーパー
・加熱式タバコ
・デジタルカメラ
・ヨガ教室
・ダイドードリンコの自動販売機
・知育菓子
・男性用トイレの小便器
・TeamsのWeb会議ツール


(第七章) ケーススタディ
・Asahi BEERY
・サンスター Ora2 プレミアム
・雪印メグミルク 6Pチーズ


おわりに
参考文献・Webサイト
執筆者紹介

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きみたけ

54
面白かった。博報堂のヒット習慣メーカーズのメンバーが、普段の業務を通じて発掘した様々な「本能スイッチ」の具体例を紹介した本。本能スイッチとは人間の本能を刺激する、一見ムダだけどついつい欲しくなってしまう演出のこと。80超の具体例を、ミント型、コンフォート型、ダム型、アナログ化型、セレモニー型の5種類に分類。常識を打ち破るアイデア・発想には「あえて○○」が当てはまるという。サイクロン式掃除機は「あえてゴミを見える化」、エナジードリンクは「あえて濃い液色」など。企業のヒット商品を生み出す努力が垣間見えました。2023/10/25

あっか

45
新刊。言われれば確かに…!と思うけど、意識しなかったら「まんまと」その魅力にハマって思わず買ってしまっている・続けてしまっている本能スイッチの解説本。ミント型、コンフォート型、ダム型、アナログ化型、セレモニー型の5つに分けて、具体的な商品を例に『本能スイッチの入れ方』が分かります。もうホント、わ〜やられてるわ〜と思えることばかり!読みながら、自分のサービスではどう活かせるか?どうやって商品設計できるか?と考えることができ、楽しくなりました。また、これらの仕掛けは本来「触媒」というところ、→2023/05/21

えっくん

34
★★★☆☆本能が刺激され、ついつい魅了されてしまう商品や機能を体系化し紹介した本です。もともとデジタル機能なのに「あえてアナログ化」したり、「あえて可視化(ダム型)」することで、意外な効果を発揮したり付加価値が生まれるなど、「あえて〇〇〇」のアイデアに驚かされます。普段何気なく当たり前のように見過ごしていた機能も「これがそうだったのか」と思わせる”あるある”が満載です。一見、無駄に思える機能も確かに「本能スイッチ」が入ってしまうほどの合理性がありました。2023/06/11

ぽてちゅう

16
「僕たちは本能に刺激されてモノを買う」。欲に駆られてだと思ってた。ついつい欲しくなってしまうのは、そうなるように演出しているから。それを「本能スイッチ」と呼ぶ。スイッチには5つ型があり、型ごとに商品をあげ「あえて」そのスイッチを仕込んだ理由を解説している本書。なるほどいいとこ突いているなーと感心していると、まんまと嵌められて?買った商品がでてきて見事な演出なんだけど少し腹が立ったりする。新しい商品やサービスを選ぶのに、仕込まれたスイッチを見つけるという視点が1つ増えた。でも、ついついは止められないかも。2024/05/07

宇宙猫

15
★★★ 売れる商品には、自分が何かを「やってる感」とか、効果が「ありそう感」が必要ということを 様々な商品を通して解説している。科学、合理性よりも感覚に訴える必要があるってことにすごく納得。。2024/05/03

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