内容説明
豪速球投手・新垣渚の入団交渉のさなか突然自殺したオリックス編成部長・三輪田勝利。イチローを発掘した男は「裏金1億円」に悩んでいた……。早大野球部同期の親友が「誠実無私の人柄、波乱の野球人生」を綴った鎮魂の書。
目の前には東シナ海に続く那覇港が広がっている。眼下に遺体が発見された1階のひさしがある。
「ケン、ここだったのか」
私たちが“ケン”と親しみを込めて呼んだ三輪田勝利が逝って、もう4年。心よりの哀悼の意を込めて霊前に捧げたい。
●三輪田さんなくして、いまの僕はありえません……イチロー【シアトル・マリナーズ外野手】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
GaGa
51
イチローをスカウトしたことで名をはせた、オリックスのスカウト部長三輪田勝利が何故投身自殺をしたのかに迫ったノンフィクション。迫ったと書いたが、正直結論らしきものはあやふやで、三輪田の過去や略歴、イチローをスカウトしたことなどが中心となっている。ただ、昨今の朝日VS読売を見ていると、三輪田氏が非常に大きなジレンマに包まれ続けていたのだろうなと認識させられる。…ただ、死んだらいかんよ。ただただそう思う。2012/04/03
TAKU
1
色々な事があったのだろうけど、自ら死んだらおわりです。それと、当時の新垣の気持ちを考えると辛いね。2014/02/01
minami
0
痛ましいが、本当に彼が書かれているように紳士なら、自分が死ぬことによりそのあとまだ若い新垣がどんな非難にさらされ苦悩を抱えるか考えてほしかった。ただそんな余裕もなかったのだろうが。新垣の回りにいた大人たちの対応が間違っていたのかもしれない。なぜ死んだかのなぜは全く解き明かされていない。2019/08/06




