内容説明
名女優が遺した嘘いつわりのない言葉、その生き方
「他人(ひと)の時間を奪うことは罪悪なんです」「苦労は、磨き粉みたいなもんだね」「何でも、まず、やってみせること」――高峰秀子の言葉には嘘や飾り、蛇足がなかった。思わず笑ってしまうウイットに富み、あらゆる心情をさらりと口にした。それは彼女の生き方そのものだった。今も鮮烈な記憶を残す名女優が発した、心に刻まれる30の言葉。
目次より
「返事を書きたい手紙には、住所がない」
「一時が万事ということがあります」
「食べる時は一所懸命食べるといいよ」
「いつも心のノートを真っ白にしておきたいの」
「緊張してたら太りませんッ」
「男の人は職場で見るに限ります」
※この電子書籍は2014年1月に新潮社より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Go Extreme
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苦労は、磨き粉みたいなもんだね 他人の時間を奪うことは罪悪です 返事を書きたい手紙には、住所がない 一事が万事ということがあります 他人に食わしてもらったなんて、一年もないッ 忙しい時ほど余裕を持たなきゃいけないよ 超然としてなさい 何でも、まず、やってみせることです 食べる時は一所懸命食べるといいよ 私は、イヤなことは心の中で握りつぶす 緊張してたら太りません 男の人は職場で見るに限ります 人はその時の身丈に合った生活をするのが一番です こんなところで喋ってないで、うちへ帰って本でも読めッ2024/02/19