内容説明
花まる学習会代表・高濱先生が、本音で語る「中学時代の過ごし方」。
学校の先生や親では伝えきれない自立した大人に育つための大切なメッセージを、子どもにもわかりやすい口調で、“熱く”語る！
勉強、友だち、異性、いじめ、将来の夢・・・みんなの不安・悩みに答える伝説の講義が初めて本に！
【目次】
第１章 人に強くなる
１ 合わない、と言わない
２ 親をいたわれ
３ 異性を学べ
４ ふられてもだいじょうぶ
５ 気づかう側に立つ
６ おいしかったら「おいしい」と言おう
７ 目の前の人がほほえむように
第２章 自分を磨く
８ きついほうを取れ
９ 部活はいいぞ
10 大好きを極めよ
11 友人は大切に
12 論より行動を
13 大笑いしよう
14 何に傷ついたかを考える
15 すてきな大人を探せ
16 いい芸術に触れよう
17 感じて泣ける日々を
第３章 立ち向かう
18 もめごとは肥やし、コンプレックスは宝物
19 悪い人ばかりではない
20 あきらめなければ負けない
21「キライ」といってラクをする
22 欠席連絡は自分でしよう
第４章 学ぶ
23 定期テストは人生の分岐点
24 わからないままにしない
25 言いたいことをつかむ
26 「できる」より「わかる」が大事
27 聞くことが大事
28 本
第５章 律する
29 肉体を鍛えろ
30 親よりあとに死ぬことが大事
31 日記を書こう
32 あいさつが道をひらく
33 見つけた人が拾う
34 言葉に厳しく
35 自分で決める
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kanki
20
中学生に伝えたいこと35。恋愛しておく。男と女は違う。行動を見せる。感動、感性、芸術2023/10/24
ステビア
16
キモ親父の小言2025/07/25
ガミ
16
教育業界で有名な高濱先生の中学生になる子どもたちに向けたメッセージがまとめられた書です。対象が12-14歳の子どもなので読みやすいですが、内容は大人が読んでも十分濃いものでした。例えば、今時の人のコミュニケーション不足について。理不尽なことが常に起こる現実を子どもの時から前もって知っておくと、大人になっても挫けず頑張っていけるのかもしれません。2016/01/16
ふじ
13
おばあちゃんから息子へプレゼント本。かなり真っ当なことが書いてある、だからこそ、できない子は読んでて気持ち的に辛くなるかもしれない。カリスマ教育者による、食える大人になるための叱咤激励が書かれた児童書。内容的には人との関わり方や趣味や異性関係について、部活や運動、勉強の仕方についてと、全方位でたくましく生きていくために知ってて損ない情報が載っている。薬だと思って息子にも触れさせてるけれど、あまり進まない様子。2025/03/22
むら松
10
来年中学生になる次男に向けて。序盤から「え、そういうこと言っちゃう？」と相容れない部分があったが、綺麗事ではないこれが現実なのかも、と認識を少し改めた。千尋の谷に落とすように育てた長男とは対照的に、下の子は親というよりジジババ目線でつい先回りして心配してしまうことが多いが、高濱正伸氏の云う「メシが食える大人」になってもらうには不要なことなのかもしれない。次男のレビューを待ちたい。2025/06/17
