内容説明
日本台湾落語競演
往来始末、東西東西!
台湾と日本を行きつ戻りつ、足とスケボーを興じ分けつ、そんなササキの日常に浮かび上がる落語家志望のかつての台湾人学生。病み上がりの師匠が「台湾語落語」を完成させれば、消えた学生求めて物語が動き始める。学生は何故に消え、何故そこにいるのか。聞こえてきたのは台湾地方選挙の盛り上がり。さあ、師弟の二人会は実現するのか?ドタバタでもありながら歴史を汲んで大まじめ。台湾(語も)、落語、スケボー、これら全部、日本文学にブチ込む!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
榊原 香織
62
落語のようなドキュメンタリーのような小説。文体もちょっと不思議。 台湾語で、台湾・嘉儀で落語をする、という話。 作者は台湾語が美しく素敵に感じるらしい。中国普通語なら日常会話OKと思ってた私は台湾南部で台湾語に苦労した経験があるのでやや微妙。文字がたまになかったりする言葉は苦手だなあ2023/03/24
fwhd8325
53
何かテキスト本を読んでいるようで、少し疲れました。なかなか物語が頭に入ってきませんでした。著者の思い入れなのでしょうが、実在した噺家の名前が突然登場したり、現存する書店が取り壊されているといった、不可思議に感じる描写があるのも、集中できなかった要因でした。2023/03/11
チョコモカ
5
大好きなこみち師匠が帯を書いていたので手に取りましたが、何故か読みにくい文体。ずっと理由を考えながら、意地で読了。でも、台湾での落語会は無事開催。仕事に追われていたからか、準備が出来ていない試験の予定が有ったとか自分に原因があるのかと疑ったが、読み友さんの感想を読んで納得。何だ私だけじゃなかったと胸を撫で下ろす。2024/08/12
cloud9
3
十数年前初めて台湾へ出かけたとき日本語で「主婦の」と書かれた看板を見たことがあったので、そういうノリね?と思い、台湾も落語も好き〜と図書館でつまんできたけど、話の流れとか主人公の行動とか漢字のチョイスとか、いろいろ変わ〜った肌合いの話でした。最終的に面白かったけどなれるまでちょっと時間がかかりました。 2700円という学術書みたいな価格にも驚いた!2023/02/15
みゆう
2
喜劇を読んでるような取り留めのない話で台湾で台湾語で落語を開催したまでの話。 面白いかと言われたら全然だし、おすすめの本かと言えば違うと即答できるのに、何故か2日かけて読みきる。話のテンポが自分に合っていたから読めたのかも知れない。 結婚を考えている彼女は台湾の日本語学校に通いながら美術を学んでいて、話の主人公は日本語を教えている父親がアマチュアの落語家で家族、友人を巻き込みながら日常をつらつらと書いている。2023/04/22




