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内容説明
働きながら転職、しんどくない？ 年間約800万人が転職を希望しているにもかかわらず、実際に転職する人は約300万人。残りの約500万人は、転職活動を途中でやめるか、最初から転職をあきらめる。頑張っても内定が出ない人、簡単に内定を獲得する人――。両者の差は、以下のポイントを知っていたか否かでしかない。 ●何十社も応募する必要はない。「数社に集中」。 ●誰にも負けない「強み」や「すごい実績」はいらない。必要なのは、再現性。 ●履歴書と職務経歴書以外に、「プラスアルファの資料」が欠かせない。 ●「転職エージェントガチャ」で、ハズレを引かない。 ●面接は、口がうまい人が勝つわけではない。「面接官を誘導する」「資料に語らせる」。その具体的な方法とは何か。 本書を読めば、最短で理想の企業から内定を獲得する近道がわかる！ 体力的にキツくない、長引かせない、自己肯定感も下がらない、「要領のいい転職戦略」。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おいしゃん
24
日本初の退職学研究家、という怪しい肩書きの著者だが、要はまさに著者のように誰もやっていなかったり、いかに自分にとってブルーオーシャンな世界を探すかというポイントは納得。準備の出来次第で、面接や転職のストレスはゼロになるというのもその通りだし、その準備のノウハウもわかりやすく、良書と感じた。転職活動中に図書館で予約し、新職場に入ってから手元に届いたが、もっとエージェントと関係を深めて活用すれば良かった…など、活動中に読めていればという後悔も少々。2023/09/03
mazda
22
転職を意識すると、自分の売りって何だろうと悩むかと思います。著者の佐野さん曰く、すごい実績が必要なのではなく、再現性が必要であると言います。つまり、転職先でもこれまでやってきたことを再現できますよ、ということを伝えることが重要で、それが世の中から見てすごいかすごくないかは関係ない、ということです。逆に、学歴が高すぎたり、実績があまりにもすごい人の場合、敬遠されて内定が取れないこともあるようです。職務経歴書に関しても、相手がパット読めるように、最初の数行にすべてを凝集する感じで書くことも大切です。2023/07/08
nohohon105
4
転職活動に関するこれまでの自分の常識を覆してくれた。 以下メモ。 強みは自然にできるから「気づきにくい」 あなたの「半径5メートル以内」に最高の求人はある すごい実績以上に大切なのは「再現性」 志望動機は「理由→貢献行動→生かす経験」 「類似性バイアス」を利用すると、面接は突破できる 企業は、キャリアパスにおける「認識のズレ」を恐れる 採用ページの「キャリアパス」や「入社後のイメージ」をよく読む キャリアパスがかかれていない場合、入社年次によって主語を大きくする 逆質問では、企業に貢献する意識を忘れずに2023/03/10
黒頭巾ちゃん
2
▼強みとは苦も無くできること。他人と比較しない▼好きなことを仕事にする→お金と時間をかけているもの→提供者目線で仕事にする▼学びが多かった▼面接官の話し方に合わせる2023/12/16
Kent
2
自分を知り、相手（企業）を知り、入念な準備をする。簡単に言うとこれができれば転職は成功できる。その具体的なやり方を一つずつ詳細に解説されており大変参考になった。自分の強みの把握は本書を読んだ後も依然として難しく感じているがその考え方は取り入れていきたい。応募書類については履歴書、職務経歴書以外の資料を出しても良いというのは知らなかった情報であり、確かにこれだけ準備できれば他者との差別化になるだろうと感じた。他にも転職エージェントの活用方法など情報盛り沢山で転職を考えた際に読むべき一冊であるように思う。2023/11/04
