一休シリーズ<br> 一休どくろ譚・異聞

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一休シリーズ
一休どくろ譚・異聞

  • 著者名:朝松健/山本タカト
  • 価格 ¥2,090(本体¥1,900)
  • 行舟文化(2023/03発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 570pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784909735140

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内容説明

一休シリーズ五年ぶりの新刊!
応仁の乱前夜の京の都には、魑魅魍魎が跋扈していた。牛車で女を攫う吸血鬼、人を呑み込む路地、霞の中から現れる神出鬼没の切り裂き魔、過去と現在をつなぐ古井戸――ご存じ風狂の僧・一休宗純のもとに持ち込まれる、奇妙な怪事件の数々。一休は霊視能力を持つ盲目の侍女の森とともに、都を、人を、国を祟る怪異の正体を暴き打ち払う。怪奇小説の異才・朝松健が贈る、痛快時代伝奇ロマン!

目次

序幕 一休葛籠
かはほり検校
魔経海
白巾
たそかれの宿
人喰い小路
殺生鉤の春霞
迷い風
むまたま暮色
しろがね浄土
井戸底の星空
魔仏来迎
口寄せの夜
外法経
終幕 朽木の花

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ムーミンママ

5
タイトルに惹かれて。一休さんと言ったら頓知や ちょっと変わった人。。と云うイメージだったので妖かしや魔物退治をするのが ちょっと意外で した。今も昔も戦(戦争)は権力とは無縁の人たちが傷つく。本当に止めて欲しい。2023/10/19

Steppenwolf

2
Gこの著者の一休シリーズを読み始めて30年ほどにはなろうかと思う.室町時代に一休という坊さんを主人公にして他の伝奇作家に比べて頼りなく感じたものの一番長い付き合いになってしまった.15の短編からなる作品集の中魔仏来迎などいくつか印象に残った.それにしても本書の舞台は概ね私の生まれ育ったところになっていて上御霊など目と鼻の先である.大徳寺は少し遠いが徒歩圏内ではある.こんなところで愚かな武士による戦いが始まったのは作家にとっては良い題材ではあろうが庶民にとっては迷惑千万である.2023/06/24

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